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2014.05.21 06:55|人生
「あと何回星をみられるんだろう?」「あと何回好きな人の笑顔がみれるんだろう?」「あと何回。。。」

全ての物にはみな命という限りがある。でも、多くの人は日常でそれを意識しないで生活している。

この世に命を授かった瞬間から時間は同じ速度で流れ、人々は同じ速度で死というゴールに向かって歩を進める。

同じように明日がきて、また明日がきて、それが限り無くつづく永遠の物であるかのように。

老いる時が来て、最後に死がくることは健康体の時にはまるで遠い世界の話しのように思う。




この世には「プロジェリア」(早期老化症)とよばれる病が存在します。800万人に一人の割合で発祥し普通の人の8~10倍の早さで老化が進みます。世界では約30人プロジェリアの病気をもつ人が居ますが平均寿命は13才。多くの子は10才前後で亡くなるそうです。

今回2回にわたり、プロジェリアの病と共に生きる子供達のことについて書いてみたいと思います。まずは、数年前、私がまだ日本に滞在していたころテレビで放送されたプロジェリアの病気をもつ女の子、アシュリーちゃんのドキュメンタリーの内容から、そして第2回目は同じくプロジェリア症候群の男の子、サムバーンズ君のお話。

まずは、2005年、放送時当時14才であったアシュリーちゃんが11才の頃より彼女の生活を3年間追いつづけたドキュメンタリーから。 日本ではこのドキュメンタリーがきっかけでアシュリーちゃんの存在とプロジェリアという病気について広く知られるようになったので番組をみた方も多いのではと思います。今回はサムくんのインタビューがきっかけとなり、アシュリーちゃんのこと、プロジェリアのことを当時私が綴っていた日記を元に改めて書いてみました。

<母親ロリー>

母親ロリーは今のアシュリーちゃんの年頃の時に家出を繰り返し、親とは絶縁状態にありました。
ロリーが17才の時、当時つきあっていた彼との間に生まれたのがアシュリーちゃんです。
アシュリーちゃんが「プロジェリア」だと解ったのは生後6か月の時。パパはアシュリーちゃんが1才の時に去っていきました。ロリーは一人で難病の子を育てる事に絶望し知人にアシュリーちゃんを預け麻薬に走ってしまった。でもある日、自分のボロボロの姿を見て我にかえったロリーは、アシュリーちゃんと共に現状を受け入れて強く生きて行く事を誓う。

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周りの子と明らかに容貌が違い髪の毛は抜け落ち、頬はこけ、関節は痛み、咳も出る。心は13才でも体はもう100才になっているアシュリーは自分の運命を前向きに受け止めて毎日ポジティブに明るく生きている。その姿がとても衝撃的だった。

一生懸命に毎日を生きる美しい姿がそこにあった。
言葉では表現できない気持ちで胸がいっぱいになった。
まだ小学生なのに。。。

<ボーイフレンドのジョン>

アシュリーには仲のよいボーイフレンドがいる。遠く離れた場所に住むジョンはアシュリーが2才(ジョンが5才)の時からの幼馴染みで、ジョンもまたプロジェリアの病気を持っている。同じ運命を背負う二人の間には多くの言葉はいらない。お互いの気持ちはお互いが一番よく知っているから。
ジョンは15才、プロジェリアの人の中では高齢に値する。そのジョンもまた自分の運命としっかりと向き合いプロのドラマーになる夢を持ち一生懸命生きている。
そして3月ジョンは15才の生涯に終わりを告げた。そしてアシュリーはジョンの為に風船を空に飛ばして別れのセレモニーを行った。
そして「さよならを言う必要はないわね。だって私の番がくれば、もう一度あなたに会える」とサラリと言うアシュリーの心の奥にはどんな思いがあったのだろう。

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胸に響いて離れないジョンの言葉。

「人生はどう生きるかなんだ。
 長さは重要じゃない。
 こんな病気で僕ってなんてかわいそうと思いながら
 一生悲しいパーティーをつづけるのか。 
 それとも前へすすみ人生を意味あるものにするのか。
 僕は自分の命を最大限に生きたい」


<親友クレア>

小学校時代からのアシュリーの親友クレア。二人は友情という固い絆で結ばれていた。短い命を精いっぱい生きるアシュリーを尊敬するときっぱりというクレア、毎日一緒に学校から帰り、一緒に遊ぶその姿はまるで天使のよう。
中学に入るとクレアは他に友達をつくりアシュリーとの間には距離ができた。「もうバービー人形では遊んでられないわ」というクレア。「確かにクレアと私は親友だった。今はあまり会っていないわ。彼女は彼女の道を、私は私の道を歩きだしたの」と語るアシュリー。モールで新しく出来た同じく派手で可愛いお友達と仲良く話したり、ボーイフレンドとショッピングする様子クレア、そしてアシュリーとよく遊んだクレアの部屋にはもうアシュリーとの写真はあまり飾っていない。変わりにミュージシャンのポスターや新しい友達の写真がいっぱい壁にかざられていた。その部屋でお化粧に専念するクレア。それに対して一人で絵を描き、動物と遊ぶアシュリーの姿が対照的に写った。

アーリー・ティーン(ティーンエイジャー初期)の時代には刺激がたくさんあり、毎日が新しい発見と楽しさで満ち溢れている。将来の夢、未知の可能性、希望でいっぱいの時期。大きな世界を旅行して、いろんな人と出会い、こんな職業について、こんな恋愛をして、、、なんてティーンエイジャーの話題は尽きる事がない。
アシュリーちゃんもそんなアーリー・ティーンの時代をむかえていた。みんなと一緒の気持ちをもっている女の子。でも彼女はプロジェリアという病を抱えているから、もしかしたら明日死んでしまうかもしれないという運命を感じながら毎日を生きているティーン。毎日いろんな種類のお薬を持参し、呼吸ができなくなった時の為に学校の保健室にはアシュリーちゃんのママが持ってきた酸素ボンベもある。

<家族旅行>

それでもアシュリーには夢があって、楽しみもたくさんある。
楽しみにしていた家族旅行。「これも、持ったでしょ。あれも持ったでしょ」と鞄の中身を前日にチェックしてワクワクしている姿は他の女の子と一緒。
今回アシュリーちゃん家族が行く場所はエスト・エドモントンモールといってショッピングモールの中に遊園地やプールが設置されている世界最大のインドア施設。

あんなにワクワクしていたのに、アシュリーちゃんの様子がちょっと変だった。気持ちがブルーになってしまって口数も少ない。普段生活している小さな町とは全く違う華やかな世界をみてアシュリーちゃんは何を思ったんだろう。そんなアシュリーちゃんが初めてカツラ屋さんに足をとめてカツラを買った姿も印象的だった。ママのロリーもパパも少しビックリ、そして複雑な表情をしていた。

<新しいパパと新しい家族>

家族旅行に行ったパパはロリーが協会で出会って結婚したアシュリーちゃんお新しいパパ。ロリーと結婚するだけじゃなく、僕はロリーの娘アシュリーとも結婚する。と言ったパパ。アシュリーちゃんもママと彼の結婚に大賛成だったけど、初めのうちは少し焼きもちを焼いてしまう。だって13年間もママをひとりじめにしてきたんだもの。ママの愛情がパパにも与えられことに慣れるのに最初は戸惑いもあったアシュリー。
そんな時ロリーのお腹に命がやどる。体に負担がかかるのを承知でつわりの酷いロリーを気遣い家事を率先して行うアシュリーにロリーはとても力強さを感じる。そして可愛い弟エヴァン君の世話に幸せを感じるアシュリー。
エヴァンの沐浴シーンでパパが「エヴァンの裸が世界中に放送されるよ」と言う場面でアシュリーが「赤ちゃんの肌は産着だから裸じゃないわ」と冗談をいう。奇麗な心をもつ少女の口から奇麗な表現が飛び出た瞬間だった。

<アシュリーからのメッセージ>

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「私は悲しいとき、楽しかったことを思い出すの。
友だちのこと、家族のこと、 自分がどれほどラッキーかって。」

「悲しんだり怒ったりしないで。
人生には楽しいことがいっぱいあるから。
嫌なことは忘れて新しい一日をむかえよう。」 
 
「人の役にたつことをすると気持ちいいよ。」


このメッセージの意味について多くの言葉はいらないと思う。
アシュリーの命は短い。そして彼女は与えられた運命と前向きに向き合っている。アシュリーは死を感じながらも悲しみ、絶望、脱力感、不安を克服して毎日をポジティブに生きている。
きっと彼女は誰よりも自分に与えられた命が短いものだとしっているから命の大切さを理解しているんだろう。
そしてアシュリーにその時が来た時、きっと彼女は何の後悔もなく、その時を受け入れて天使になるんだろう。

そんなアシュリー、体調もますます悪化してきている。
そして世界に30人程いる自分よりまだ小さいプロジェリアの人々に対してビデオレターを残すことを思い立つ。何か彼等の為に自分ができる事はないだろうか?という思いから。命の限界を感じ始めているからなのか。。それを口にすることもなく、明るくビデオレターの製作に取り組むアシュリー。


みんなたくさんの問題を抱えて生きているけれど、きっとそれは大きな目でみたら小さな事なのかも、と思ってしまう。
一生懸命に生きることって毎日生きている事に感謝して、幸せな気持ちで過ごす事。そして周りの人達に笑顔と優しい気持ちを分けて、ハッピーな時間を共有して、人の為に何かをする。
そんなシンプルで簡単なことだったんだよね、一生懸命に生きるって。

天使のように可愛いアシュリーちゃん、美しくてピュアな心をもつ美しい人、アシュリー。彼女から私はいろいろと学びました。
人生は私達が与えられた最高の贈り物。その一瞬一瞬の時を美しく生きること、出来ないことではなく、出来ることに喜びと価値観を見つけ出し、前進しつづけることで、で私達の人生は深みを増し幸に富んだものとなる。そう、自分次第なのだということ。

アシュリーちゃんは短い人生を精一杯に生きて、2009年4月21日に、17才で亡くなりました。


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2014.01.05 21:53|ハーブ
新年明けましておめでとうございます。
2013年2月より日本の土地でスタートしたラブライフスタイルですが途中よりメンバーが増えメンバー500人まであと一歩と随分活気づいてきました。

以前何度か触れたように、ラブライフスタイルでは健康について私達が大切だと思う一般的な情報をお伝えすることに留まらず、より緊張感を伴う事柄事項、たとえば私達が危機感や懸念を抱いている健康や環境に関する事柄をお伝えすると共に、時にはロハス発祥の土地オレゴン州ポートランドから、私達が実際に足を運んで良いなと思うカフェでの出来事や、皆さんと想いを共感したい心温まる映画のことなどランダムに記事を書いてきました。

さて、何かにつけてカテゴリーという枠組みを作りその枠に他者を当てはめて考えてしまうのが人のもつ性というものなのかもしれません。しかし、人種や性別、育って来た環境、職業や身体的特徴、病の有無、価値観など皆それぞれが違っていることは世界を見渡せば一目瞭然なわけです。そんな彼らのありのままの姿をありのままの状態で理解する事が出来たら、偏見のない社会で、穏やかな気持ちで相手を思いやる事が出来るのではないのでしょうか。
そのような想いもあり、子供達に関する問題の中でも特に発達障害というカテゴリーに関する記事をアメリカからの情報をベースに皆さんにお届けしてきました。1つのカテゴリーにとどまらず、ラブライフな生き方という観点からまるで雑誌のエッセイを読むような感覚で読んでいただけたらと思っています。

さて、今回は簡単な新年のご挨拶を兼ねて、忘年会新年会などイベントが盛り沢山のこの時期に役立つハーブの情報をお届けします。

私事になりますが日本に2年間ほど滞在ラブライフスタイルを始めて1年が経ち、今回アメリカへ3ヶ月ほど行ってまいりました。この間に滞在先のオレゴン州ポートランド市より仲間と共にオレゴンのロハスなライフスタイルやアメリカでの発達障害における取り組みのことや話題をよんでいる療育方法やセラピーなどについてお届けしてきました。

そして12月の半ばに再び日本へ帰国しましたが、クリスマスや年末のイベント三昧の忙しい時期と重なり、懐かしい友人との再会や家族との団らんなどでとにかく美味しいものを頂く機会が多くありました。食事の内容や量には普段より気を配っているものの、今回は特別な機会だからと自分を甘やかしてしまい、ついつい食べ過ぎてしまいお腹の調子を崩してしまうことが度々ありました。

きっと皆さんもこの時期消化不良や食べ過ぎの見過ぎで胃腸や肝臓が消化にデトックスに働きすぎて今一調子が悪いと感じる方も少なくないのでは、と自分と重ね合わせ思うのです。

そんな時私がレスキューアイテムとして簡単に日常に取り入れているものがあるので、是非ご紹介したいと思います。

<胃に優しいハーブティー>

1. ペパーミント
消化不良や食べ過ぎにオススメ。
ペパーミント(西洋薄荷)はすっきりとした清涼感で知られるハーブです。少し食べ過ぎたかなと思った時には食後をコーヒーで終えるのではなく、代わりにペパーミントのハーブティー是非取り入れてみてはいかがでしょうか。

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<効能>

● ペパーミントには平滑筋を刺激する作用があります。平滑筋というのはつまり胃や小腸、大腸等にあり、食べた物を筋肉を収縮させて下へ下へと運ぶ腹筋肉のことなのです。それらの筋肉を刺激するので、満腹になったお腹の消化を施したり、食べ過ぎによるゲップやガスを出易くする作用があります。

● 肝臓、胆のうの促進作用、胆汁分泌促進作用があるほか胆管痙攣(けいれん)を鎮める作用もあります。

● 頭痛や吐き気、むかつきを癒してくれる作用もあるため、飲み過ぎや食べ過ぎた後に頂くと効果的なのです。

● メンソールの清涼感が口臭予防にも一役かってくれますので、食後におすすめのハーブティーです。

2. レモンバーベナ(ベルベーヌ)
食後のお茶=アフターミールティーとしておすすめのブレンドティー。
ハーブティーは単品よりもいくつかをブレンドして飲むと美味しさが増すのですが、ペパーミントティーにぜひプラスして欲しいハーブとしてレモンバーベナがあります。フランスではベルベーヌの名で愛用されているハーブで、すっきりとしたレモンの香りと、ほんのりとした甘みが感じられるハーブです。

<効能>

● 胃腸の機能を整える。

● 神経をリラックスさせる鎮静作用があるので仕事で神経が高ぶっている時や疲れた時などに飲むことをおすすめします。

● 以上の効能から食後から就寝時の間に飲むリラックスハーブティーとして最適。


<魔力としての効能>

日本ではハーブは効能や使い道などについて書いてあることが多いのですが、海外の文献をみてみると面白い使われ方や効能が記されています。

<ペパーミント>
さて、代表的なペパーミントをまずはざっとおさらいしてみましょう。
花言葉は「あたたかい心、美徳」だそうです。
よくテレビや雑誌でも取り上げられているハーブなので皆さんもご存知だと葉思いますが万能のハーブとも呼ばれインフルエンザウィルスの抗菌作用、食中毒作用としても効果があることが知られています。

<レモンバーベナ>
では、ペパーミントほど一般的ではないレモンバーベナの方を今回は少し違った観点からご紹介します。
レモンバーベナの名はラテン語で『神聖なる植物』を意味します。
花言葉は「忍耐、魅力、魔力、寛大」です。
花言葉に魔力とか魅力が入っているとなんとなく神秘的な響きがありますね。西洋ではレモンバーベナの精油はなんと『愛の秘薬』として知られていて他の精油とブレンドすることにより他者の持つ力を最大限に発揮する作用をもっているのだそうです。

また、患部やあらゆるものを清める精油としても知られているのでお風呂に数滴(成人で3〜5滴)入れて使われたりもしています。

私も今年はレモンバーベナをお休み前のバスタイムに必ず使っていたほどですが、神経の鎮静作用と浄化作用があるのでバスタイムにピッタリのハーブとしておすすめです。

こちらは私も知らなかった効能なのですが、レモンバーベナには異性を虜にさせる効能もあるのだそうです。
またの名を❤『愛の秘薬』❤として知られるハーブなので、レモンバーベナの香りを身にまとったり、また愛で用いられる魔術やおまじないなどで使用されたりもするそうです。すっきりとしたレモンの香りからは想像も出来ない効能があったのですね。
レモンバーベナのドライハーブも精油も簡単にハーブショップで手に入りますので是非生活の一部に取り入れてみてくださいね。

これからも新年会などイベントが続く日本ですが消化不良のお薬に頼らず、日常で上手くハーブを取り入れてみてはいかがでしょうか。
2013.12.30 15:43|発達障害
今年も残すところあと少し。これが今年最後の記事になると思います。来年もいろいろな情報をアメリカから発信していけたらと考えております。

さて今回は発達障害のグレーゾーンの子供たちと家でできる療法についてお話してみたいと思います。

日本にいるお友達と発達障害の話をするとよくでてくる「グレーゾーン」。アメリカにはない言葉なのでちょっと調べてみました。日本では診断の段階で、発達障害の症状には当てはまる部分があるにもかかわらず、診断基準には満たされなかったり、十分な情報がなかったり、矛盾する所見があるために、はっきりとした診断ができなかったときに用いらているようです。もちろんこういう子供たちはアメリカにもたくさんいて、私自身子供たちを日々診断をしていますが、アメリカでは精神医学における診断書DSMの診断基準に満たされない場合はこちらではグレーゾーンですね、とは言わずにただ診断をしません(情報が少なく診断できない場合などにはRule out (R/O)という言葉を使って診断するときもありますが)。たとえばADHDを診断する際に、少し症状が見られるけれど診断基準に満たされていないときは、症状などをメモしておいて次に診断する人にきちんとその情報が伝るようにしています。診断するほうも人間、しかも毎日一緒にいるわけではなく(もちろん子供の場合は親からのアンケートの結果や学校の先生からのリポートなども参考にしますが)そのときの印象で自分なりの判断で診断していくのが事実です。そのため診断に不満があればセカンドオピニオン(第二の意見)を求めたほうがいいと思います。


誰にも明らかに発達障害があると分かる子供に比べると、このグレーゾーンにいる子供たちへのまだまだサポートが少ないという日本。親としてはどうしたらいいか、どうやって自分の子供を健やかに育ててあげられるか、毎日試行錯誤だと思います。重度の障害がある子供たちと一緒に療育を受けさせるべきなのか、それとも健常者の中で普通に育ててあげていったほうが良いのだろうか?学校で特別な手当てを受けたほうが子供のためなのか、それとも普通に他の子と同じように通わせてあげたほうがいいのか?などなど。グレーゾーンの子供を抱える夫婦はお互いの意見・考え方の違いから関係に溝ができることもよくあるようです。


今回はグレーゾーンといわれる子供たちに親が家でどんなサポート・療育をしていったらいいか、いくつか挙げてみたいと思います。もちろん子供によって症状や度合いなどは違いますが、重度の発達障害でないとサポートを受けられにくい、どうやって育てていったらいいか不安などとの話をよく聞くので、そんな方たちの役に立てればいいなと思います。

まず親ができるサポートの話をする前にひとつ伝えたいことがあります。親が自分の子供の療育をしていく上でプロのカウンセラーやOT(作業療法士)との一番の違いは、感情がはいるということ。カウンセラーであればまったく感情的にならずに子供への期待もなく事実を受け止め客観的に物を見ることができるけれど、親はそれはできないという前提をきちんと理解することは大切です。それは悪いことではなくむしろ子供を愛している親にとっては当たり前のことなのだけど、その事実をきちんと理解しながら子供と向き合っていくということ。何度いっても同じことを繰り返してしまう子供に「何度も言っているでしょ、なんでわからないの」と親であればだれもがいったことがあると思うけれど、カウンセラーであればそうはこない。「この間話したの覚えているかな?もう一度やってみようね。」となるでしょう。カウンセラーとしてではなく、親として療育に取り込むということをまずはそれをわかっていなくてはいけません。「ここまではできるようになってほしい」という気持ちが「他の子ができているのでうちの子もできて当たり前」という気持ちに変わっていく前に自分をチェックしてください。希望(Hope)と期待(Expectation)は違うということを理解した受け取り組んでいければいいですね。

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それでは発達障害グレーゾーンといわれる子供たちに家でどんなサポートをしていったらいいのでしょうか?ここではお家でできる9つのサポートについて箇条書きで挙げていきたいと思います。

1.感覚統合
こちらは前に詳しく記事を書いているのでもしよかったら読んでみてください。まずは子供の感覚を知るということ。発達障害の子供の感覚の統合度の低さは明らかです。子供の感覚を知った上でその子にふさわしい感覚統合を家で取り入れてみてください。遊び感覚でできる感覚統合ツールもたくさんあります。そして子供がいる環境にも目を向けてみてください。集中して宿題ができず結局部屋で遊んでいる、なんていうときは何度も同じ注意することより、子供の部屋にたくさんあるおもちゃを片付けたり、あまり物が周りにないダイニングテーブルで宿題をさせたりしてみると案外集中してさっさと終わらせてしまうかもしれません。

2.生活習慣
早寝早起きの規則的な生活と運動。グレーゾーンでなくても規則的な生活と体を動かすことは子供にとってとっても大切なこと。そして運動することによって「幸せホルモン」とも呼ばれるセニトロンを増やすことができます。毎日の起床時間を決め、週末でもなるべく規則正しい生活を心がけましょう。

3.食事管理
自閉症の子供たちの食事療法はここ5年ほどアメリカではかなりホットなトピックです。グルテンフリー(グルテンを抜く食事療法)の食事が効果があるといわれ私が働く学校のランチも特別メニューの子供たちが数多くいます。Love Lifeのメンバーが11月に行ったカンフェレンスでは食事療法の食事療法やサプリメントの最新情報の講義もあったようなので、またこちらで情報を提供していけたらと思っています。ここまで制限する食事療法は小さい子供には大変な場合もあるのですが、子供の食べるものに気をつけるのは大切なことです。まずはこの3つから考えてみてください。①甘いものを控える、②着色料をつかった食べ物をさける、③保存料を入っている食べ物を控える。

4. しつけ
発達障害の子供のしつけというとまず浮かぶのが自閉症の子供を対象としたABA(応用行動分析)。アメリカでも昔から広く使われている療法ですがこれ自体は特に難しいことではなく、生活に取り入れやすものです。ただ私個人の意見としてはABAは自閉症に対しての一部の療法であること、しつけたり物事を教えたりするには効果的ではあるけれど、ABAのことばかり考えて子供と向き合っていると一番大切なRelationshipの部分を忘れてしまっているケースもよくみられます。みんなと同じことができるようにしつけるのも大切ではあるけれど、その子供がなぜ人とは別のことがやりたいか、なぜそこまでそれにこだわるかなどということを分かってあげること、一緒にそこで立ち止まってあげることも親としてとても大切だと思うのです。そのためここではしつけ・学習の方法としてだけ挙げさせていただきます。それではどうやってABAをしつけや学習にとりいれるのでしょうか。例えば子供のおむつを取ろうとするとき。ちゃんとトイレを使うことをできたたびにM&Mを与える。子供が正しいことをしたときにReward(ご褒美)を与える(Positive Reinforcement)、という仕組みです。逆にお店で欲しいものがあると癇癪を起こす子供に黙らせるために物をあたえてしまうこと(Negative Reinforcement)はしてはいけません。教えたい行動ができたときにご褒美(物であっても言葉であっても)を与えることで子供がその行動をもう一度くりかえすようになるのが目的です。大切なことはご褒美はすぐ与えること、そして毎回与えることです。

5. Transition
発達障害の子供たちの多くがひとつの行動から次の行動への移動が苦手です。特に楽しんでいることをやめて次のものに移る(ある意味頭の切り替えですね)のに他の子供に比べて時間がかかるの普通です。例えば、テレビ番組を一つ見終わって消したら癇癪を起こすなど。アメリカではこれをTransitionというのですが、学校に行く年になっても休み時間に遊具で遊んでいた子供がみんなが教室に戻っても嫌がって戻ることを拒んだり、戻ってもその後癇癪を起こしてしまったり次への切り替えが上手にできなかったりする子もいます。親としては一日を通してこのTransitionが大変なところ(テレビを消したあと、おもちゃを片付けるとき、お友達のうちから帰るとき、公園から帰宅するとき、お昼寝をするとき、お風呂にはいるときなど)を把握していると思うのでまずはWarning(警告)を15分前から始めてみてください。10分、5分、そして「あと1分よ~」と。タイマーなどを使ってもいいと思います。それでも大変なTransitionは毎日の決まりごとを作ってみるのも効果的です。例えば1分前になったらテレビのリモコンを子供の前に置いて、時間がきたら子供がテレビを消していつもリモコンを置いてある籠に入れる、というう役目を与えて毎日それを繰り返すなど。それでも難しいときはしつけでもでてきたABAのPositive Reinforcementを使って、おもちゃをきれいに片付けたら冷蔵庫に張ってある表にひとつシールをはってあげるなどというのも効果的だと思います。

6. Visual (視覚)を使った学習
発達障害の子供たちは物事を学ぶ(頭の中に情報が入ってくる)方法が普通の子供たちとは異なっていることがよくあります。聴覚より視覚が鋭い子供が多く、耳から聞くより絵や写真を見て学ぶ方が情報が入りやすいのが事実です。これはグレーゾーンの子供たちも同じです。アメリカの小学校はどこも教室に広く、一日のスケジュールが貼られているのが普通ですが、家でも子供が見えるところにスケジュール(特に朝と夜の日課)があると子供は安心します。字がまだ読めないうちは絵や写真を使ってのスケジュール、そしてそれを一緒に毎日チェックしてあげるといいと思います。新しく物事を教えるときにも一緒に絵や写真があるとよく頭にはいっていくので心がけてみるといいと思います。例えばご飯のときにどうやって椅子にきちんと座るかというのを教えるときに「足ちゃんとして」「猫背になってるよ」などではなくきちんと座った写真をみせて「こう座ってごらん」と学習させるなどが効果的でしょう。

7. ソーシャルスキル
発達障害の子供はソーシャルスキルがどうしても他の子供より遅れがちです。きちんと挨拶をしたり、年相応には人への対応ができてなかったりします。人の言葉やテレビのキャラクターを真似て同じことを繰り返すことはできても、その趣意を理解して人の行動から自然に学んでいくということが苦手です。ある意味「わが道を行く」タイプなのですが、社会のルールや常識を他の子供よりもきちんと教えていくというのも親の役目です。困るのは子供です。学校でのいじめや仲間外れもソーシャルスキルが欠ける子供に対して「なんだろ、あの子」というところから始まることもあります。そのうちできるようになるからまあいいか、ではなく、ソーシャルスキルはきちんと小さいうちから根気よく教えていくことです。挨拶やテーブルマナー、人との簡単な会話など上手にできていないことを注意するのではなく、ここではスキルを教えていくことが大切なのです。分かっていて当たり前、できていないので注意するという態度から、できていないのはまだ学んでいないから、教えてあげようというふうに変えていけたらいいですね。ソーシャルスキルを教える方法としては絵本やテレビ番組を使っても効果的です。子供本人のできないことを話すのではなく、テレビのキャラクターがお友達に謝る話であれば、それを使って「こうやって謝ったらいいのね」「どうしてこのキャラクターは謝らなければならなかったのかな?」などと話をする機会をつくることが大切です。アメリカにはソーシャルスキルを教えるためのSocial Storyというタイプの絵本がありますが、日本の絵本でもそれぞれ「教え」「メッセージ」が入っている絵本があると思うのでそういうのを集めておいて、ちょうどいい状況があればその本を紹介してあげ、また何度もその本を復習していくというのも効果的です。少し大きい子向けですが、日本昔話には「欲をだすといいことがない」「約束を守らないとその仕打ちが自分に返ってくる」などの教えをとく本も沢山ありますよね。


8. 興味のある分野を伸ばしてあげる
こだわりがあったり、興味が偏っているとそれが弱点のように言われる発達障害の気がある子供たち。親としてはどうして他の子供みたいにいかないんだろう、と思うことはあると思いますが、そのこだわりや強い興味があるものを大切にしてあげることもまた大事だことだと思います。好きなことを上手にできること、誰よりも詳しいことが、その子の自信につながっていきます、短所ではなく長所、としてとらえてあげたらいいのではないでしょうか。


9. 子供の視野の中に入っていく
最後に一番大切なことは、親がどうやってその子供の世界に入っていくことができるかということ。外から「こっちのほうがいい」「あっちもやったほうがいい」ではなく、その子供が見えているものを見えている場所から一緒に眺めてみることの大切さを忘れないでください。外から見たり話しかけているだけでは、子供にはあまりインパクトがないし一緒の景色が見えません。色々なことを教えたいと思っていても、子供が聞いていないのであれば意味がないのだから。子供がどう思っているのかわからなかったら、まずは聞いてみること。どうしてそんな行動をとったのか、なにを考えていたのか、「こうすればよかったでしょ」ではなく。質問はなるべく「はい・いいえ」で答えるものではなく、What, Where, Why, When, Who and How(何が、どこで、いつ、誰が、どのように)から始まるもので。

これらのサポートはひとつの療法ではなくホリスティック(全体的な)なアプローチです。日々カウンセラーとして発達障害をもつ子供、その他の精神的な病気を抱える子供、恵まれない家庭環境で育った子供たちと向き合っていく中で実際に使っている・指導しているものばかりです。一つずつもう少し深く掘り下げて話をしてみたいなと思うトピックばかりなので、また来年機会があったら書いてみたいと思っています。

今年一年Love Life styleを見守ってくださったみなさまありがとうございました。来年もよろしくお願いします。

2013.12.20 10:09|カフェ
今回は、カフェ記事第二弾です。今年、TVや雑誌、そして老舗百貨店までもがこぞって特集を組み、注目度が劇的にアップした、ポートランド。そのポートランドの美味しい地元カフェベスト10の一つとしてノミネートされた、heartをご紹介します。ライトローストの走りとも言えるここheartの、シンプルなコーヒーが気に入って足しげく通っている私ですが、先日バリスタのポートランディア(ポートランド地元民)に、「どうしてお店の名前がheartなの?」と素朴な疑問をぶつけてみました。すると、「オーナーに聞いて見ないと確かではないけれど、きっと、町の皆の心のよりどころになる、コミュニティーの中心(=ハート)となるカフェでありたいからだと思うわよ。」と、屈託のない笑顔で返してくれました。地ビールと並んで地元カフェが多いことでも有名なポートランドは、コーヒー好きにはたまらないコーヒーワンダーランドなのです。

heart  http://www.heartroasters.com/

更けのデザートデートの定番、pixや、週末の朝食時にできる長蛇の列が今や名物となったScreen Doorが並ぶ、Burnsideの一角に2009年オープンしたheartは、コーヒー一杯一杯に真剣に取り組んでいる、真摯なカフェだ。

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主に中南米とアフリカ産の、高品質なグリーンコーヒー(生豆)を最も浅く自家焙煎し、ライトローストのパイオニアとして、ポートランド既存のカフェ界に殴りこみをかけた勇者でもある。それ故に、heartのコーヒーを一度飲んだ者は、病み付きになるか、もしくは二度とそのドアを開けないか、とも言われる程、好き嫌いがはっきりと分かれるのだ。
選びぬかれたグリーンコーヒーはまず、繊細で洗練された深みと香、そして味わいがバランスよく共鳴するよう、絶妙にライトローストされる。それから一旦品質テストに回され、ある一定の水準に達した豆だけが店頭へ戻り、コーヒー愛好者の元へと届くのだ。

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heartのオーナー、Wille Yli-Luoma氏は、フィンランド出身のプロスノーボーダーという異色の経歴を持つ。豆選びから焙煎方法まで拘りぬくカフェの姿勢は、彼の繊細な性格が良く反映されていると言えよう。彼の優しく、儀式にも似たコーヒー作りは、日本の茶道を思い起こさせる。
さて、その日はココナツミルクのラテの気分だったので、注文してみると、残念ながらココナツミルクを切らしてしまっているとのこと。牛乳や豆乳ラテは飲みたくないし、どうしようか考えあぐねていると、「ヘーゼルナッツミルクはどう?凄く良く合うのよ。」と薦めてくれた。ちなみに、ヘーゼルナッツの生産量で、アメリカはトルコ、イタリアに次ぎ世界第三位に君臨し、そのほとんどがオレゴン州であることはご存知だろうか?こちらのヘーゼルナッツミルクがオレゴン産のものであるかを確かめる術はなかったものの、スタッフお薦めだけあって、ナッツの甘さがライトローストのコーヒーにコクを添え、至極美味しいラテだった。

コーヒーを淹れてくれるバリスタが、heartの哲学にきちんと従って、一杯一杯丁寧に作ってくれるのを見るのも、なかなか面白かった。まず、小さなデジタルスケールにマグカップを置き、ドリップ方式でお湯を注ぎ始める。更にその間、すぐ横の小型タイマーを逐次チェックしている。毎回、ある一定のお湯の量を、一定の時間内に淹れ切ること、これが美味しさの秘訣だそうだ。これを一杯一杯やっているのか。大変な勤勉さである。

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いつしか私も夫も、胃にもたれないheartのライトローストのファンになってしまったようだ。今まで何度か足を運んだが、常連であろう、見慣れた顔のお客が何人か見受けられた。我々が常連の仲間入りする日も、そう遠くはないだろう。コーヒー豆を焙煎する午前中、ロースターのすぐ後ろの最も暖かい席が、この冬の私の指定席になった。

コーヒーではないが、heartで出している、Pixie Retreat RAW'r Laboratorie & Makeryの「ほぼローフード、きびバーガー」がとても美味しかった。このPixie Retreatも地元ポートランドに拠点を置く、グルテンフリー、ビーガン、オーガニック、大豆フリー、地産地消ローフードを売りにしている、まさにポートランドの集大成のようなお店である。
あなたは、ライトローストのファンになるか、それとも、アンチになるのか。自分のheartに聞いてみるといいだろう。

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heart
2211 E. Burnside, Portland, OR, 97214
1111 SW Stark St., Portland 97205
537 SW 12th Ave, Portland 97205 (next to Grüner)

Open Seven Days A Week 7 AM - 6 PM

Pixie Retreat RAW'r Laboratorie & Makery
http://www.pixieretreat.com/28mf16zr1wc2eay6y7pjyqpc5lbecy

こなあ玲奈
2013.12.16 00:10|人生
今回は発達障害や子育てとは直接関係がある記事ではないのですが、人の性格についてすこし触れてみたいと思います。自分と向き合い、自分をもっと知っていくことで、どうやって自分にやさしくしていったらいいか、TAKE CAREしていけたらいいかということにつながっていくと思います。


アメリカでよく知られている性格判断テストMBTI(Myers-Briggs Type Indicator)の中に、外向的(Extroverts)内向的(Introverts)かのタイプを見分けるテストがあります。この二つのタイプはどちらかひとつというわけではなく、スケールで外交的なほうから内向的なほうまでつながっています。そのため外向的100%の人もいれば、外向的と内向的の間の人(Ambiverts)もたくさんいる、という結果がでます。もとはといえばカール・ユング(スイスの心理学者)がこの二つのタイプを見分けるということを発表して、その後60年代には外から受ける刺激への反応が違うのではないかという論理もでてきて、最近では外向的と内向的な人では脳の構造が違うのではないかというリサーチの結果もでてきています。

外向的な人というと、一般的に人と話すが上手、お友達がたくさんいる、人前で気の利くことがいえるといったイメージがある人が多いのではないでしょうか。そして内向的な人といえば、人と話すのが苦手、おとなしい、自分の意見を人前で言わない、などど思う人も多いかと思います。実は外向的であるか内向的であるかはその人の態度で見分けるのではなく、どこからエネルギーをもらうか、どこで自分を充電するか、ということがポイントなのです。

外向的な人は、他の人からエネルギーをもらい元気になります。人と会って話をすることで自分を充電しているのです。このタイプの人はお友達と出かけたりするのを楽しみ、いろいろなことに興味があり、新しいものや今までいったことないところも好んで出かけます。欠点としては自分を見失いやすかったりすることもあります。
そして内向的な人は一人でいる時間に自分を充電していて、他の人といるときには蓄えたそのエネルギーを使っているのです。内向的な人は物事をよく考えてから口にだすことが多く、少人数のグループを好み、一対一でお友達と会うほうが心地よく、一人でいる時間を大切にしてます。欠点としては新しいことを恐れる傾向があります。

love life 4



さて、あなたはどっちのタイプでしょうか?人と一緒にいることで充電していますか?それとも一人の時間に充電しますか?わたしは完全な内向的タイプですが、人にそいういうとビックリされることがあります。それはきっと多くの人が外向的・内向的の定義がちゃんとわかっていないからだろうなぁと思います。人と一日中関わる仕事を選んだからといって、自分の意見を人前で主張するからといって、外向的とはいえないのです。わたしは自分ひとりの充電時間なしでは電池切れになってしまい、自分にも周りにもやさしく穏やかには暮らすことが難しくなってしまうでしょう。こういった風に自分の充電の仕方がわかっていると無理をしすぎたり、精神的に疲れたりすることを防げる場合もあるのではないでしょうか?人と話すのが好きだから私は外向的なんだわ、と思って予定をたくさん入れたり、誘われたらとりあえず参加したり、いろんなところに顔を出したりして、逆に苦しくなったりはしてませんか?その辺のバランスは自分で調整するしかないと思いますが、まずは自分と向き合ってどうやって充電するかを考えてみるのもいいかもしれません。

わたしたちにとって対人関係というのは人生の中でもっとも大切なものですよね。それは家族であっても、友達であっても、同僚であっても、近所づきあいであっても。誰も一人では生きていけないので、誰もが毎日向き合っているところです。それではこの外向的、内向的、対人関係ではどんな影響を与えるのでしょうか?

よく見かけるのは、外向的な人と内向的な人のコミュニケーションのしかたの違いです。そしてその違いからうまくかみ合わなかったり、誤解を生んだり、どちら側にとってもベストな結果が出せなかったりすることがあるように思えます。例えばオフィスで外向的なボスが内向的な部下と話をしています。思ったことをそのまま口に出すボスはその場で部下にアイデアや意見を求めています。内向的な部下はとってもいいアイデアを持っていたとしてもその場ですぐいうことはできず、結局黙って頷くだけでした。もしこのボスが部下のコミュニケーションのしかたをわかっていたら、部下の考えているアイデアを上手に引き出してあげることができたかもしれません。また夫婦間でのコミュニケーションの例をあげてみると、妻はとても外向的でお友達と集まってパーティをするのが楽しみだけど、そういう予定をいれるたびに夫はあまり乗り気なようではない。別に夫は人が嫌いなわけでも人とうまく話せないわけでもないのにどうして嫌がるんだろうと、妻は疑問に思って聞いてみるけどいまいちちゃんとして返事がもらえずもやもやしたりする、なんてこともあるかもしれません。


それではここで最後にそれぞれ外向的な人、内向的な人とのコミュニケーションの秘訣をあげてみます。これは家族でも、友達でも、そして会社の同僚でも当てはまると思います。ただ一般的に子供の性格というのは大人になるまで確定されないという見方なので、現在外交的な子供でも、だんだん変わってくるケースもありえます。うちの上の息子は現在とても外向的。毎日幼稚園へ行きいろいろな人と交流して学んで毎日パワー全快で帰ってきます(笑)。私のほうは一日人と交流して働いて家に戻ってくると、しばらくほっとする自分の時間がほしくなります(って小さい子供がいると難しいのが現状ですが)。
このリストがあなたが現在悩んでいる対人関係をスムーズにするヒントになりますように。


<外向的な人とコミュニケーションするときの秘訣>

自立心を応援してあげましょう
他の人がいるところで褒めてあげましょう
熱意を称えてあげましょう
考えていることをそのまま口に出している過程を見守ってあげましょう
とりあえずやってみよう、という心意気を止めないでいてあげましょう
忙しいことをわかってあげましょう
選択肢をあげましょう
言葉で大事なことを伝えてあげましょう
輝かせてあげましょう
たまに行動の真似をしてあげましょう


<内向的な人とコミュニケーションするときの秘訣>

プライバシーを尊重してあげましょう
人前で恥ずかしい思いをさせるようなことは避けましょう
新しいことはしばらく観察させてあげましょう
しばらく考えさせてあげましょう、今すぐと答えをせまらないであげましょう
なにか変化のあるときは時前予告をしてあげましょう
叱責は個人的にひそかにしましょう
あたらしいことを教えるのも個人的にしましょう
意見があるか個人的に聞いてみましょう


こちらの性格判断テストはユング心理学をもとにしたもののようです。もし興味があったらやってみてください。

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プロフィール

Appolonia

Author:Appolonia
自らのアトピー体質がきっかけで化学物質と無縁の生活と自然治癒の生き方を志す。
アメリカに17年滞在後2011年、日本へ帰国。
オーガニックの先駆者が集まるサンフランシスコで暮らし、
そして、よりロハス的な生き方を求め、オレゴン州ポートランドに移住。
アメリカの真のロハス文化を日本に伝え、日本の伝統的な文化をアメリカに紹介するプロジェクトを計画し日々奮闘中。
2児の母親。最近のマイブームは休日のオーガニック&ベジタリアンレストラン巡り。

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