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2013.05.07 20:25|食の安全
お茶は水の次に身体に健康な飲み物だと言われていますが、皆さんも色々なお茶を用意し、気分によって「ご飯には緑茶」「今晩はリラックスしたいからハーブティーを」「アンチエイジングのためにビタミンたっぷりのローズヒップティー」「朝食のトーストに合わせてダージリン」「お腹にやさしい番茶」など様々な用途やシーンに応じてお茶を選んでいることだと思います。

お茶には茶葉や花や実をそのままに形で乾燥させたルースティーと呼ばれるものと、手軽なティーバッグ入りのお茶がありますよね。
時間がある時や大勢が集まる場ではルースティーをポットに入れてたっぷりのお湯で時間をかけて茶葉を抽出する余裕があるけれど、一人の時や簡単に手軽に飲みたい時はティーバッグのお茶で間に合わせてしまう方が多いと思いますが、皆さんのおうちの棚にもティーバッグがけっこう買ってあったりしませんか?

さて今日私が取り上げるテーマ、それは紅茶を手軽に飲むために世に広まったティーバッグについてです。

色々と書きたいことも日々ある中、ここ一ヶ月のスケジュールは分刻みで進んでいる感じでした。学校の終業テストの準備をしたり、仕事も複数のことを同時進行でこなしていたりと、とにかく多忙だったため、せっかく楽しみに読んでくださる方がいるのにもかかわらず、ブログ更新にこんなにも時間がかかってしまったことを大反省しています。
時計とにらめっこの忙しい現代社会では、多くの人がきっと同じように限られた時間の中でスケジュールを組み立てて行動して、そんな多忙な時間の中でもなんとか少しでもリラックスできる時間と方法を自分なりにみつけながらバランスをとっているのでは、と思うのです。

仕事中はオフタイムと違い、自分をリラックスできる方法も限られてしまいます。
仕事に集中しながらも同時進行で無意識に自分をリラックスできることがあるとすれば、それはきっと芳香浴とお茶を飲むことかなと思うのです。私は作業をしながらお気に入りのアロマポットに仕事モードですっきり聡明な気分になれるようなライムやグレープフルーツなどのアロマオイルを入れて香りを楽しみながら、水分補給&緊張緩和の目的で温かいお茶を常備しながら多忙時期を乗り切りました。そして夜寝る前には気が張りつめていた一日の締めくくりとしてリラックスモードに神経を切り替えたいので、これまた異なる香りの精油の香りにつつまれながら、カモミールやラベンダーなどがブレンドされたリラックス系のハーブティーをいただいていました。

さて、お茶といえば、以前からティーバッグのお茶をいただく時に気になっていた事がありました。
それは「このティーバッグ、熱湯を注ぐわけだけど、熱湯に浸されて大丈夫なのだろうか?」ということ。以前LOVE LIFE Styleで取り上げたプラスチックの話でもふれましたが、プラスチックが熱湯につかると毒性物質が溶け出します。
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もともとティーバッグは四角い形のものが主流ですが、最近よく見かけるのが高級感が感じられるプラミッド型(テトラパック型)のティーバッグ。
形が立体的なので茶葉が自由に中で泳げる空間があり、より美味しいお茶を抽出できる、という売り文句なのですが、確かに紙製のティーバッグと違い透明感や透け感があり中に入っている花の赤や黄色の色味が綺麗に見えるし、紙パックの中に入っている粉々になった茶葉と違い、こちらのピラミッド型の中の物は比較的形が整っているから、本来の茶葉の香りや成分も抽出しやすくメリットは大きいと言われています。
そこは確かにそうなのですが、問題なのは素材なのです。
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ピラミッド型のティーバッグの場合、ほとんどの物が様々な種類のプラスチック素材で作られているんです。
ナイロン、ビスコースレーヨン、サーモプラスチック、PVC、ポリプロピレン等です。お洋服やプラスチック容器に使われる化学繊維です。

「ナイロン樹脂の融点は176〜275度なので溶けることは無いので大丈夫です」と言われる方もいますが、実際に私たちが心配しなくてはいけないのは物質が実際に溶ける融点の問題ではなく、プラスチックが熱せられると成分がドロドロと溶ける前に、見えない形で成分の分子が壊れてしまう融点のことなのです。

ちょっと難しいのですが、この融点のことを専門用語ではガラス転移点(glass transition temperature=TG)と言います。
簡単に言えば実際にドロドロ溶ける状態になるよりも先に、成分の分子の構造が破壊されてしまう現象が先に起きるということなので、溶けないから安心というわけでなく、溶ける前にも目に見えない状態で危ないものがジワジワと飲み物に溶け出しているということになります。

お水の沸騰温度が100度ですよね。では気になるのでピラミッド型のティーバッグに使われているナイロンやポリエステルなどの化学繊維の分子が変化する温度がいったい何度なのか調べてみました。


ポリエステル(PET=ポリエチレンテレフタート)--75℃
ナイロン---------47℃
PVC-------------83℃
ポリプロピレン----10℃


だそうです。なんと100度よりも低い温度で分子が壊れてしまうんです!!

実際のこれらの繊維がドロドロと目に見えて溶ける温度は170度〜220度と高温なのですが、成分が壊れる温度イコール、有害物質が溶け出す温度なので、これを知っているとティーバッグに熱湯などもう怖くてそそげません。
そもそも、プラスチックを熱湯に入れた後で何が溶け出し、それが人体に良からぬ事をしでかすと解っている以上、あまり気持ちよくティーバッグは使えないかな、と私は感じてしまうのです。


プラスチックの害については少し前の記事
「私がプラスチックを避ける理由

で詳しく説明してありますので、今回初めてこの記事を読まれる方は前回の記事をお読みになってみてくださいね。プラスチックについて色々と詳しく触れています。


前回の記事と重なってしまうのですが、例えばこれらのプラスチック由来のものにはビスフェノールA(BPA)とかビスフェノールS(BPS)、フタル酸エステル類といった人体にとても有害な成分が含まれていることがあり、これらはホルモンと似たような作用をもつ内分泌撹乱物質で人体に入ると様々な疾患の要因となるデータも報告されているのです。

メーカー側、製造側は『食品レベルで作られているので大丈夫ですよ。』と言われるに決まっているし、今のところ(ここにきてまだ?と思うのですが)ティーバッグの安全性の有無については議論されきれていない状態なのですって。現状でデータもあまりなく、一応大丈夫だということになってはいるそうなのですが、こうゆう問題は何十年後とかになって指摘されたりしてその時に「あぁ、気になっていたのに」とならないように今から一応気をつけておいた方が安全だと思うのです。


ティーバッグのお茶に使われるお茶の品質:

本来ティーバッグの中に入っているお茶というのはお茶の入れ物の底に溜まっている形が崩れて粉々になっている部分の粉茶であって、レベル的にいうと一番レベルの低いお茶なのです。ティーバッグは無駄なく、低コストで販売出来る為、製造業者や販売社にとっても都合良く、また手軽に楽しめルースティーよりも低価格なため消費者にも人気という訳で、両者のニーズが合致した結果として世に多く出回っているわけですが、毎回ティーバッグの毒性の部分が頭をよぎるのならば、いっそのことルースティーの状態で飲むほうがよっぽど安全で心配なく、そして茶葉本来のアロマとお味がそのまま楽しめるので、こちらの方が納得出来ますよね。
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あまり、日々の生活で真剣に考えることではないけれど、食の安全性を気になさる方なら多分一度は頭をよぎったトピックではないかと思いあえて取り上げてみました。

ちなみにですが、ティーポットでも中にプラスチック製の茶こしがついているものだと同じようにプラスチックから環境ホルモンが溶け出すのでNGなのです。できれば陶器またはガラス製のポットの中にステンレスなどのメタル素材の茶こしがついているタイプのものや、全部ガラスのものなどをお勧めします。ガラスのものは中が透けて見えるので本来の茶葉や花の色が透けて目にも優しく映り視覚的にもリラックス効果が期待できます。


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最近では茶葉を一杯分だけステンレス製のインフューザーにいれてお湯にいれて抽出できる手軽なタイプもでています。これならばティーバッグの手軽さに変わらずルースティーの美味しさを簡単に楽しめるますよね。

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ガラスのポットと器が一緒になった便利な物もでているので、こちらもシンプルで可愛くオフィスにおすすめです。
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すでにティーバッグを買ってしまって持っている場合は、ティーバッグを切って中の葉だけ取り出してお茶をいれてみましょう。ティーバックの中には漂白されていないコットンを使ったものなど拘りのある物もあるようですが、なんせティーバッグの素材や原産国まではお茶の箱に明記されていないので、消費者として安全性もなかなか瞬時に見極められませんし、製造元に問い合わせるのも一苦労ですものね。

ティーバッグも日本製のものから、中国製、アジア諸国で製造された安価なものも多く、特に輸入物のハーブティーや紅茶などに使われているティーバッグはアジア諸国や中国で安価に作られたものが使われている場合が多いと言われています。これらの安価な合成樹脂には鉛やカドミウム、クロムなどを含む有害なものもあるかもしれないので要注意なのです。


時間は何をしていても同じように経過していきます。忙しい時間の中でも5分〜10分の休憩を大切にするゆとりがあると大分心のゆとりというものが違ってきますよね。
ティーバッグに使われる茶葉は等級の低いものなので、よけいなタンニンがですぎて渋みがあったり、茶葉本来の美味しさや香りがあまり出ていないもの。忙しい時間の中にいるからこそ、忙しい自分へのご褒美として自然の大地で育まれた質のよいルースティーでお茶をいれる時間を大切にしたいもの。茶葉や花本来の自然の香りに癒され、自然の美しい色を目で楽しむ一時を大切にしたいものですね。
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ティーバッグの記事パート2は私の知っている補足知識として違った種類のティーバックのお話をもう少しだけしたいと思います。大きな健康被害というわけではないけれど、毎日の小さなシーンで度々登場するティーバッグ。チリも積もれば小さなことだとも言い切れないと思うので、ぜひ脳裏のメモ用紙に控えていただければと思っています。


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2013.03.31 20:33|食の安全
LOVE LIFE Styleの記事でも何度か話題に取り上げた「遺伝仕組替え作物」のこと。本来あるべきはずの自然な形の遺伝子構造を人工的に組替えた『不自然な種』は『自然の摂理』に反したもの。それは長い歴史の中で人と自然が共存してバランスよく成り立っている『生態系』を狂わせる脅威。加速化するバイオテクノロジーの技術で、確実に生産性はあがったのかもしれないけれど、それと引き換えにこれからの未来に前代未聞の脅威が待っているかもしれない。

この『不自然な種』を作った企業、モンサント社のこと、そして彼らが作った遺伝子組み換え作物が人体に及ぼす悪影響などについて何度か書いてきました。日本にも大豆、トウモロコシ、甜菜(てんさい)、菜種、綿、アルファルファが遺伝子組み換え作物として入ってきていますが、TPPが導入されると一気に加速度を増して大量の遺伝子組み換え作物が入ってくることでしょう。

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アメリカでは商品に遺伝子組み換えの表示がありません。もともとトウモロコシもジャガ芋も殆どが遺伝子組み換えされたものなのですが、もし「遺伝子組み換え」と表示されてしまうと商品の売り上げに大きく影響がでますよね。消費者はもちろんのこと、オーガニック農家や自然や環境に意識の高い団体などは「知る権利」として表示を強く望んでいるのですが、対する遺伝子組み換え作物を生産している企業モンサント社は表示がなされると困ります。
そんな訳でアメリカではとにかくここ数年ですが、「遺伝子組み換え反対!」「STOPモンサント!」の動きが熱を増しています。

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カリフォルニア州で「遺伝子組替えの表示をする法案」(プロポジション37)が出て来て、オーガニック農家や市民団体などが総力をあげてキャンペーン活動を繰り広げましたが、なんせ巨額の資金をもつ世界のモンサント社。ここで負けては、と、巨額の資金を遺伝子組み換え応援キャンペーンにつぎ込み、結果は残念なことに少しの差でモンサント社の勝利となり、結局「遺伝子組み替え」の表示はされないことになってしまったのです。その後もワシントン州でも4月1日に結果がでることになっている「遺伝子組み換え表示」の有無を巡る法案。署名活動などキャンペーンが大々的に行われていましたが、なんせ巨額の富と政権のコネを握るモンサント社が相手です。たかが小さな種のことのように思いますが、本来種とは素晴らしい可能性を秘めた力強い産物なのです。遺伝子組み換えされた種は多様性がなく、不自然なので、もし天災など何か環境に大きな変化が合った場合など順応できるような力はもちあわせていないのです。
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ではなぜモンサントの種は「モンスターのように強い」と例えられるのかというと、害虫に食べられないような強い作物だからなのです。それだけではなく、畑の雑草を枯らすために撒く強力な除草剤をまいても枯れないような作物でもあるからです。モンサント社の自社製品、除草剤ラウンドアップを撒くと他の雑草は枯れてしまうのですが、モンサント社の遺伝子組み換えされたトウモロコシや大豆はラウンドアップに対抗性があるため枯れない、という仕組みなわけです。なので、モンサント社は除草剤ラウンドアップと遺伝子組み換え作物をセットで販売しているのです。これが不自然、つまり、「モンスター(怪物)のような作物だ」と例えられる理由です。後ほど触れますが、そもそも自然農法で育てられた在来種という本来ある昔ながらの種から出来た作物はこのモンスター作物とは違い害虫にも強いのです。自然というのは無肥料、無農薬な自然栽培という意味です。害虫は肥料を与えた野菜が好きなので虫がつきやすいのですが、自然農法で育った作物は虫にも食われにくい。そして根も茎も太く生き生きとしています。スーパーにならぶみんな同じ顔をした大根とは少し違いみんな容姿も色も背丈も違いバラバラなのですが、これが本来ある野菜の姿なのです。味もしっかりと濃くほんのり甘く、なによりも食べた時に植物のエネルギーが体に入って自分のDNAとブレンドされて元気になるような感じがするのです。わざわざ遺伝子組み換えして害虫に食われない、除草剤でも枯れないようなモンスター作物を開発しなくても、自然農法を一般化すればよいことなのに。。。
しかしながら、多くの企業が生産性から利益を産む事にしか興味がなく、モンサント社もそうですが資金は全て生産性をあげることに使い、リスクの研究などにはまったく無関心だといいます。

どこかで食い止めなければ、日本も第2のアメリカ、第2のメキシコのようになってしまうかもしれないのです。
では、日本が第2のメキシコのようにならないために、メキシコで何がおきたのかというお話しをします。

メキシコ料理はアメリカではとても人気のある料理の一つで、私の住んでいたサンフランシスコでもメキシカンレストランが沢山ありました。トルティアなどコーンを使ったレシピが沢山あることで知られています。
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メキシコはトウモロコシの原種が生まれた国でもあり、最も多くのトウモロコシの品種が発見されている場所であり、トウモロコシ遺伝子多様性の重要な聖地ともいわれています。

そんなメキシコではもちろん遺伝子組み換えトウモロコシの栽培は禁止されているのですが、どうゆうことなのかメキシコの辺境2州(オアハカ州とプエブラ州)の農民が所有していた伝統的なトウモロコシの品種が遺伝子組み換えされたトウモロコシのDNAに汚染されていたことが発覚したのです。

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メキシコ環境省と『Nature誌』にも調査論文が報告され大きな論議をかもしだしました。メキシコの農民が何千年もかけて開発したトウモロコシの品種とは、今後の品種改良に必要な原材料のようなものなのに、ここが汚染されているとなると、品種によっては絶滅してしまうかもしれない非常に警戒しなければいけない事態だったわけです。その後2002年4月、メキシコ政府は政府の独自調査で原種トウモロコシ郡に高レベルの遺伝子組み換え汚染があることを改めて確認し、当時のメキシコ生物多様性委員会事務局長ジョージ•ソベロンが「この汚染は主要農作物の原産地であるメキシコで起きてしまった事である。つまり遺伝子組み換え物質による汚染では世界で最悪のケースといってもよいだろう」と述べたそうです。

さて、アメリカで論争を巻き起こしている遺伝子組み換え表示をめぐる問題ですが、あれこれと、書いているうちに横道にずれながらでしたが、中盤からいよいよ本題に移ります。

食は私たちの命を作る源。つまり食を選ぶということは命を作ること。まず何が入っているのか、どんな物であるのかと消費者が知る事の権利があるのは当然なことなのに、なぜ今にしてこんな基本的な権利すらアメリカの議会ではなかなか通らないのか?栄養素や成分やトランス脂肪酸、脂肪までもがアメリカでは当たり前のように表示されているのに、なぜ「遺伝仕組み換え」の表示だけがこんなにも頑固に表示されないのでしょうか?ただ、知る権利ということを考えれば普通に表示すればよいし、みんな知りたいし、知って損をするどころか、消費者にとってはベネフィットになりますよね。ただ一つだけ、それをすることで困るとすれば遺伝子組み換え表示で売り上げ損をする企業でしょう。
そして、3月27日に遺伝子組み換え問題についての非常に怖いこと、残念なことがアメリカでおきてしまいました。

それは、モンサント保護法案なるものにオバマ大統領がサインしてしまったことなのです。


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モンサント保護法案とは、その名の通りモンサント社を守るための保護法案のことです。

モンサント社とはどんな会社なのか?とは以前の記事を読んでいただければ詳しく書いてあるのですが、あの不自然な遺伝子組み換え作物や、F−1種という一代限りの種(次なる種を産まない不自然な種)や、草を枯らしてしまう強力な除草剤を作っている多国籍巨大バイオテクノロジーの会社です。
この企業を守る??ための法案にオバマ大統領がなんとしたことか!サインしてしまったというわけで、アメリカでは怒る市民、企業、団体と多くの人々の間でまた新たに論争がわきおこっているのです。
では、モンサント保護法案が出来たことでいったいこれから何が起こりえるのか予測してみましょう。

例えば、へんな種から育った作物を長期で食べ続けたことによる人体への悪影響が正式にデータとして証明されて、実際に健康被害を起こした人が出たとしますよね。通常の動きならば「ではそんな不自然な作物の栽培をストップしよう」と農家が栽培をストップできるのがシナリオですが、この法案でモンサント社が保護されている為、農家は栽培をストップできないことになり、モンサント社は今までのように不自然な種を売り続けることができる、ということが起きます。

怖いですよね。体に良くない、発ガン性がある、その他さまざまなデータは既にでていますが、それを理由にモンサントのようなバイオテクノロジー会社のする事に関して、私たちが物を言えない世の中になってしまう。つまり、不自然な種による支配をストップ出来なくなってしまう可能性がでてきたということなのです。

ひっそりと933の法案573ページ中のたったの1ページ(78ページ~79ページ)だけにさらりと盛り込まれたモンサント保護法案ですが、先ほど出て来た、フードデモクラシーナウ(The Food Democracy Now) と ザセンターフォーフード(the Center for Food)この2団体はこんなことがあったのではと推測しています。

「上議員の議員の大半は573ページという膨大な案を全部にきっちりと目は通していないだろう、つまりモンサント保護法案が盛り込まれていることにさえ気づいていなかったであろう。」
そんないい加減な感じで通過してしまったこの法案。
そもそも、こうなってしまったのは上院歳出委員会長のSen. Barbara Mikulski氏の責任だと、彼を名指しで批難しています。
「モンサント保護法案」、普通に考えて、人々に知られると大変な騒ぎになるにちがいないし、きっと反対されるのだろう、ならば議会でも議論しないままに通過させたほうがよい、と静かに書き加えられたモンサント保護法案。そしてオバマ大統領もこの条件が付け加えられたままの形でサインしてしまったのですね。

なんとなくオバマ大統領は知らないままにサインしてしまった、かのごとく聞こえますが、ざっとオバマ政権を見渡してみるとバイオテクノロジー系出身の人々がうじゃうじゃといることに気がつきます。我が社の種が売れなくなっては大変なことになる、と、裏で手を回しここにもあそこにも包囲網をはっているわけですが、なんとも政府と民間会社との癒着がひどいくてビックリしました。
現役のオバマ政権の周りにもうじゃうじゃとモンサントなどバイオテクノロジー系と関わりがある議員がいますが、天下りも含めると相当の凄い数になります。
そしてオバマ大統領は直接農業部門のヘッドをモンサントなどバイオテクノロジー系企業などから直接選んだということは、偶然の一致だとは言い切れない裏の事情があるのかもしれません。

例えばということで、いくつか。
(現役組では)

●トム・ビルサック氏(Tom Vilsack)
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農務省長官。バイオ技術の専門家でもあり、元アイオワ州知事(彼の起用が皮切りとなって大統領はモンサント社、デュポン社、他の殺虫剤や遺伝子工学専門企業から多数の支持者を政権内にえることとなる。)

●マイケル•テイラー氏(Michael Taylor)
食品医薬品局食品部門の副長官。元モンサント社副社長

●ロジャー•ビーチー(Roger Beachy)
農務省食料農業国立研究所所長。
モンサント社出資のダンフォース•プラント科学センター元センター長。

●イスラム•スィディクイ氏(Islam Siddiqui)
米国通商代表の農業交渉主任。
オバマ大統領の選挙の時の、資金寄贈者及び資金調達者。
元CropLife Americaの副社長。Crop Life Americaとは殺虫剤や遺伝子工学会社を代表する悪名高い団体であり、グループにはあのモンサントを含め世界の農薬市場の75%を閉める6つの多国籍企業が含まれる(Monsanto, Syngenta, Bayer, BASF, Dow, DuPont)

クリントン政権の農務省では化学農業及びバイオ技術推進者として活躍

●ラジーブ•シャー(Rajiv Shah)
現在、米国国際開発庁長官。
オバマ政権下では農務省教育研究次官を努める。
バイオ技術専門Bill & Melinda Gates Foundationの元農業開発管理者
(Bill & Melinda Gates FoundationはMonsantoの主要パートナーであり、農家に有害な遺伝子組み換え作物を強制的に売りつけている団体。近年アフリカの土地にも遺伝子組み換え作物を貧困を救えるという触れ込みで紹介している。)

●エレナ•ケーガン(Elena Kagan)
最高裁判所、裁判官。
遺伝子組み換えアルファルファを売りつけようとしたモンサントと、遺伝子組み換えアルファルファが元からあるアルファルファの遺伝子に究極なダメージを与えることを農務省に検証して欲しいと訴える有機栽培農家ジートソン•シード農家(Geertson Seed Farms)による訴訟が行われた際、エレナ•ケーガンはなんと、元モンサント社の顧問弁護士であるクラレンス•トーマス氏(Clarence Thomas)と組んでモンサント側についたことで有名。

●ラモーラ•ロメロ(Ramora Romero)
農務省総合弁護士。
モンサント社と同じく殺虫剤の企業であるDuPont社の企業弁護士でもある。

(天下り組では)

●ラムズフェルト元国防長官
もともとはモンサントの子会社サールのCEO
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●マイケル・A・フリードマン博士
以前はアメリカ食品医薬品局(FDA)の業務運営担当副局長を務めていたが、1999年に上級副社長としてモンサント社に入社

●リンダ・J・フィッシャー女史
米国環境保護庁(EPA)の長官補佐の職務を離れ、1995年から2000年の間、モンサント社の副社長を務め、その後2001年には米国環境保護庁(EPA)の副長官に返り咲いている。

●ウィリアム・D・ラッケルズハウス氏
元米国環境保護庁(EPA)長官。政府を去った後、モンサント社役員会のメンバーに就任。

●ミッキー・カンター氏
元米国通商代表。政府を去った後、モンサント社役員会のメンバーに就任。

●クラレンス・トーマス最高裁判事
1970年代、モンサント社の法務部で弁護士として勤務。
2001年に遺伝子組み換え種子の特許権に関する重要な訴訟で、モンサント社などの種子会社にプラスとなる最高裁所見を書いている。

オーガニック消費者団体(Organic Consumers Association)参考


そして、こちらも非常に残念なのですが、遺伝子組み換えの実験をして人体に悪影響がでましたという発表をした科学者や学者が何人も地位を追われ首になっているのだそうです。モンサント社が裏から手をまわし脅迫し失脚させているのだという話しもあります。

遺伝子組み換えの論文発表をしたことが原因で失脚させられた話しがいくつかあるなかで、もっとも有名な事件に関わっていたのがアーパド•パズタイ博士です。
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博士はスコットランドのアバディーン地区にあるロウェット研究所のシニア研究員であり、レクチンタンパク質の分野では世界権威の研究者としても知られています。1998年8月パズタイ博士が遺伝子組み換えされたジャガ芋をラットに与える実験をしたところ、前癌細胞が増殖することがわかり、それにより、脳、肝臓、睾丸の収縮、脾臓の重量低下、内蔵脂肪の増殖、肝臓の萎縮、胃の粘膜が暑くなるなど、免疫システム損傷がみられたのだそうです。

パズタイ博士は遺伝子組み換えに疑問を感じ、テレビの取材で『もしチョイスがあるとしたら、私は遺伝子組み換え食品は決して食べません』そして「遺伝子組み換え研究に携わる科学者として、安全性が確立されていないものをイギリス国民に提供することは国民をモルモット代わりに使うことと同じで、きわめて不当だと言わざるを得ません!」と言ったそうで、これがメディアを通じ消費者へ非常に大きな波紋を呼び世界中から電話やメールなど質問が殺到したのだそうです。研究所は慌てて博士のコンピューターにロックをかけてデータも没収する事態となりました。様々な圧力、そして波紋が残る中、パズタイ博士は訴訟を恐れ、沈黙を守り35年のキャリアに幕を下ろしたのだということですが、後々になりパズタイ博士の研究は改めて日の光を浴びることになり、権威ある『ランセット』誌に掲載されたのだそうです。




そして、こちらの記事を読むと再び肩の力が抜けてしまうのですが、遺伝子組み換え研究の世界の特権的立場にある、テルジュ・トラービク教授曰く、遺伝子組み換え研究関連の分野に携わる科学者の95%が、直接的または間接的にバイオテクノロジー産業で働いているのに対して、独立している科学者はたったの5%なのですって。つまり、今の時代、もはやモンサント社が脅迫する必要がないくらいのすごい割合で科学者の殆どが遺伝子組み換え技術などバイオテクノロジー産業になんだかの形で関わっているのだそうです。
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畑の汚染、政権の汚染ときて、科学者の領域にまでバイオテクノロジーのパワーが、そして係わり合いがあるとは。


未来の子供達のために先祖代々から受け継がれて育んできた『生態系』を受け継ぎ守り、次世代に繋ぎたい。目先の生産性重視の考えから、今まで存在しなかった奇妙なものを産み出したことで、生態系を崩すことになってしまう。それは未来の地球に、そして私たちの子孫にどれだけ多くの重荷を背負わせることになるのか。
私たちが生まれ、存在していることは、未来に何かを引き継ぐため。長い歴史の中で先祖から知恵を授かり、それを向上させ次世代につないでいくことが私たちの使命です。


一番大切なこと=命の源である種を操作し、その種により生態系が崩れてしまうかもしれない。これは恐ろし危機であると私は思います。


作物の危険性を調査するには長い時間がかかります。もしかするとこれから先10数年かかるかもしれません。
結果が出る前だからと、調査をしている何十年もの間に危険性があると解っていても食べ続けていたり、DNA汚染された種が母なる大地にばらまかれ、古代からある伝統的な種が姿をけしていったとしたら、もうそれで手遅れなのです。


大企業は資金を持っています。資金をもって様々な手を使い宣伝をすることもできます。
「あたかもそれが生産性のある消費者にとって便利なものだとか。害はないです、安全です、健康にも問題ありません。いやいや、これによって健康な体をつくることだってできるんです」
などという事もできるのです。


原発が一基もなかった時代もあったのに、今では全国に18ヵ所、54基もあるのです。「原発安全神話」を信じてその土地で生活している人々もたくさんいます。そして震災により原発神話は崩れました。原発に対しては賛成派、反対派など皆さん様々な意見をもっておられるようですが、私が個人的に非常に心配なのは今後予測される放射能の影響による「被害隠し」のことです。


情報とは企業、団体、政府、個人にとって不都合ならば操作されてしまうものなのです。
前回も書きましたが、アメリカでは狂牛病の話しはすっかりメディアからも活字からも(ネットを除く)姿を消しています。4大食肉加工業者から政府に資金がおくられているため、狂牛病の問題が浮上するとお肉が売れなくなる、つまり政府にもお金がまわってこなくなるからもの凄い圧力で物言う人が潰され訴えられています。そしてそれが原因とは断定はできなくとも狂牛病の研究に関わった著名人や弁護士など数人が殺害されています。
メディアで有名な司会者が狂牛病についての特集を組んだことにより裁判だたになったり、様々な潰しがあり、メディあから情報はきえ、ついには誰も口にしなくなってしまいました。
私の日本人なので情報は日本からはいってくるので狂牛病のことは普通にしっていますが、周りのアメリカ人はたとえ健康オタクで環境に意識の高い人であっても、よほどの人でないかぎり狂牛病は過去の話しであて、今のアメリカの牛肉は大丈夫と思って全く疑っていない人が殆どです。

狂牛病(クロイツフェルト・ヤコブ病)の潜伏期間は長く、症状も急速に進行することなど認知症などアルツハイマー病の症状は非常に似ている為、老人で発病すると「アルツハイマーです」と診断されてしまうようです。
アルツハイマーと診断されて死亡した患者を病理解剖したらヤコブ病でだったとされることもあるが、判別は解剖しないと難しいのだそうで、実際アルツハイマーだと診断されているけれど実はヤコブ病に感染している患者は相当たるものだとか。
データによるとアメリカでは1979年に653名だったアルツハイマー病による死亡者が、1991年には1万3768名、2002年には5万8785名へとものすごく増えているんです。約20年でなんと90倍です。科学の技術で発見が進んだと言う人もいますが、狂牛病との関わりがないとはいいきれない数字です。
でもここが怖いアメリカ。。

病理学者で、アルツハイマー病の世界的権威でもある斉藤綱男氏。当時、46歳で、カリフォルニア大学サンディエゴ校物理学部でアルツハイマーの研究をされていました。その日、夕方5時半ごろ齋藤氏は「アルツハイマー病と狂牛肉の異常プリオンがひきおこすクロイツェル・ヤコブ病(CJD)との関連」
について学会で新説を発表する予定だったのですが、同日の午前1時半ごろ、発表の直前に車にのっていたところ娘さん(13)と共に射殺されてしまったです。

まもなく有機農業経営者でもあり狂牛病に詳しいMark Purdey氏の家も全焼し、彼の顧問弁護士二人は別の交通事故で死亡。

別の事件では、またこれも同じケースなのですが狂牛病研究の権威であるC. Bruton博士が新しい学説の発表を目前にして交通事故でなくなっています。
これらの事件は一例になりますが、大金がうごく所に邪魔が入ると何かよからぬことが起きたり阻止されたりします。人間の性なのでしょうが過去にも現在にもこのようなことが度々起きています。

各国で「食の安全」という定義では問題が様々ありますが、このように狂牛病や、市場に溢れる有害な甘味料や、遺伝子組み換え作物など、アメリカもクリーンなイメージとはほど遠い大問題をかかえているのです。このアメリカの「安全基準」に合わせましょうと訴えていることがTPPに加入するということなのです。


TPPに参入したらアメリカ基準にあわせなくてはいけないだろうし、厳しくなければいけない安全基準はどんどん甘くなります。
そして遺伝子組み換えの表示義務が撤廃されたら、消費者はどれが安全でどれが危険なのか判断がつかなくなってしまいます。誰も強力な除草剤を巻いても絶対に枯れないような怪物のような作物なんて食べたくないし、人為的に遺伝子が操作され、それを長期にわたり食べると健康に様々な害をもたらすと研究データも出ているような遺伝子組み換え作物なんて食べたくないですよね。


政府の方には日本の土壌を、そして生態系を守るために強い姿勢で貫くところは貫いて交渉していただきたいです。

そして、私たちはこの知識を出来るだけおおくシェアして、自然農法で育てられた地球と私たちの体に優しい作物を生産してがんばっている農家の方々を応援していければと思います。

今後、ど根性在来種の強い種を自然農法で育てている農家さんの情報などもシェアしていきたいと思います。なかなか現代の社会ではスーパーで並ぶ背丈の同じ色味の同じ野菜が主流で、簡単に買えるため、在来種、自然農法で育った野菜が売れないのだそうです。
がんばっている農家さんもなかなかセールスとなると営業力も大手の販売店には及ばず苦難されているとのこと。ぜひ、みんなで応援していきましょう!!

みなさんからの知識やイベント情報などなどお待ちしております。みんなでがんばって諦めないで美しい地球を作り上げて行きましょう!それが私たちの役目です。美しい地球と環境を守り次世代に渡すこと。

2013.03.25 00:07|食の安全
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プラスチック製品を使わない生活。これは私がアメリカに居た時になるべくこだわってしていたこと。ビニール、サランラップ、レジ袋のことも含みアメリカでは全てをプラスチック製と表現していますが、今の時代、スーパーに並ぶ物は殆どがプラスチック容器、プラスチック袋に入っていて、野菜を梱包する袋、コンビニのお弁当、などほぼ全てにプラスチックが使われていますよね。

数年前のことですが、幼い子供を持つ母として子供の食や環境に関する全てのものが安全なものであって欲しいと、改めて身の回りの物を検証していた時に素通りできなかった問題がプラスチックのことでした。

「プラスチックを燃やすと体に良くない物質が出る。」ということは私が幼いころからの常識となっていたけれど、では子供が使う哺乳瓶や歯固めやマグカップに使われているプラスチックって本当に安全なのだろうか?という疑問がわいてきたのです。
そうなると、今度は家にある他の物も気になりだし、このさいトコトン調べようではないかと思ったのです。

アメリカではペットボトルのお水はコストコなどの量販店でとても安く買えるので、家の広いアメリカではホームパーティーなどに備えて、ドバっと何ケースも買い貯めしてあったりします。そして車のトランクにも遠出やピクニックに備えセットで買ったペットボトルを何本か入れっぱなしにしてあることも普通にあることなんです。
夏など、何日もトランクに入れられ日中熱せられ熱いお湯になり、夜は冷やされぬるま湯に、を繰り返されたペットボトルのお水。それを「ほらあげるよ」といただく機会もよくあったりしました。そんなペットボトルのお水を口に含んだ時にプラスチックが溶け出したような香り、劣化した絵の具のような香りがぷ〜んと漂うのですが、なんだか体に悪そうな物が溶けだしたものを飲んでしまったと嫌な感じがしたことが何度かありました。

そんなこともあり、徹底的に調べて出た答えは「やはりプラスチック製は体によくない」ということでした。
プラスチックは他の金属類と違い簡単に曲げられ、お弁当箱やペットボトルなど様々な形に加工し易い利点があって、便利で使いやすい反面、とても不安定な物質でもあるんですね。不安定なので熱にも弱く、構造的に有毒物質が溶けやすいという難点があるのです。

見渡してみると市場にはなんとも沢山のプラスチック製品が反乱しています。1950年代に私たちの生活を便利にするために開発されたプラスチックは、それ以来60年に渡りすっかり市場のあらゆるシーンで主役になり、もはや避けることは不可能なくらい私たちの生活の一部になりました。便利の引き換えとして私たちが得たプラスチックは残念ながら環境にも人体にも大変有害なものだったわけです。

全てを避けることは無理ならば、せめて食品に使われる物、口に入れる物くらいはプラスチック製の代わりにガラス製の物を選ぶなどしてみようと思うのです。
そして、もしプラスチック製品を購入するならば極力害の少ない材質で出来たプラスチック製品を選ぶようにすれば被害は最小限に抑えられますよね。

私がプラスチックのことを徹底的に調べたのは10年ほど前のことですが、それ以来お醤油、みりん、食用油の入っている容器は全て瓶製の物にしたり、タッパーは使わないでガラス製のパイレックス容器のものを使うなどしてきました。また、プラスチック製品は表示を確認して比較的安全性の高い材質の物にするなどしてきたので、今日は実際に実践してきたことなどを書いてみたいと思います。

アメリカのスーパーでは、子供の食器のラベルによく「BPA Free!」という表示を見かけるので海外在住のママさんなどには比較的浸透しているこのBPAという物質ですが、日本ではまだあまり馴染みが薄いと思います。

このBPAですが、正式名称は「ビスフェノールA」(Bisphenol A)という化学物質です。BPAはプラスチック製品に使われていて、人体への悪影響があると指摘され問題になっている物質です。
アメリカでは2010年1月にFDAからBPAを含む製品を控えるようにも警告が発表されています。


*FDA=米国の政府機関で、アメリカ食品薬局=日本の厚生労働省のような機関)
FDA Update on Bisphenol A for Use in Food Contact Applications: January 2010

そして、カナダ政府でも、身体に与える悪影響を懸念してBPAをプラスチックに使うことを数年のうちに禁止することが決められています。
http://www.nytimes.com/2010/10/14/world/americas/14bpa.html?_r=2&PlastiPure

ここでまた一つ不思議な現象なのですが、アメリカのFDAでは「BPAは危ないから避けるように」という警告がなされているのですが、カナダのようにBPAを廃止するという動きは起きていないんですよね。害を認めながらも市場に出回り黙認されているのは変ではないですか?これは産業界ではよくある現象で、役所と企業の係わり合いなどが絡むとしがらみなどから、このような事がよく起きる訳です。少し前にお話したフッ素のことや、狂牛病のことや、遺伝子組み換え作物のことなど例にとってもうなずけるように、政府と企業が関わるとお金や圧力に関わる色々な「事情」が出てくるという訳なのです。話しは脱線しますが、アメリカでは4大食肉処理加工企業(タイソンフーズ、エクセル、JBS、ナショナルビーフパッキングの4社)が多額の資金援助をアメリカ政府にしているそうなので、政府は狂牛病の検査に関してなど積極的に出来ない現状があることなども良い例でしょう。すっかり封印されてしまったかのような狂牛病問題は今はアメリカでは誰も口にすることがないくらい遠い昔の話しとなってしまっています。

つまり、市場にある全ての物がある一定の基準をパスした安全なものではないということを前提に、知識をもって食品や製品を選ぶ知恵が必要となってきた訳なのです。
せっかく産まれてきたのだから、自分に与えられた生命を出来るだけ清い形で全うすることは大切なことだし、まだまだ知恵のない子供を私たち大人がきちんとした知恵をもって守り導いてあげなくてはいけないと思うのです。


話しは飛びましたが、皆さん、プラスチック製容器に入ったコンビニ弁当をお店でチンしてもらったり、お家ではタッパーウェアに入ったお惣菜にラップをかけて電子レンジでチンしていませんか?私は電子レンジは使わないので食事を暖める際には陶器に移した物を蒸し器で暖める方法をとっていますが、もし皆さんが電子レンジで食品を暖める際には、プラスチック容器ではなくて耐熱性のガラス容器に入れて暖めることをお勧めします。なぜならプラスチック製品が暖められると有毒な化学物質が発生し、様々な健康疾患を招く原因となるからです。

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ではBPAとは一体なんなのか、それが体にどのような害を及ぼすのか?ということもう少し詳しくご説明しますね。


B.P.A.は生殖機能に影響し、人間のホルモンであるエストロゲンに類似した作用を示すエストロゲン物質なんです。
そして前立腺癌、乳腺癌、思春期の低年齢化、生殖器官の異常にも影響すると言うデータもあります。その他にも糖尿病、癌、子供の学習障害、近年多発している子供のADHD(注意欠陥・多動性障害)にも関連があると言われている怖い物質です。また、成人のうつ病や気分障害などを誘因するなどの報告もされているそうです。


さて、アメリカではプラスチック製品の裏をみると三角の中に数字が書いてある表記がありますが、これはリサイクル材質識別マークというもので、この三角マークの中の数字がプラスチックの樹脂製品の材質、つまり毒性を見分ける基準となるので覚えておくと便利です。
私たち日本に住む消費者だとまた表示が違うのですが、輸入物でプラスチック製のボトルに入った飲料水や製品の裏をひっくり返してみると必ず△の表示があるのでご自宅のプラスチック容器をチェックしてみてください。
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こちらがリサイクリングコードの材質内容です。

1 ポリエチレンテフレート
 polyethyelene terephthalate (PETE)
 
ペットボトルに使われている透明なもの。
一度限りの使用なら問題ないが、繰り返しの使用でホルモンに悪影響を及ぼすテレフタル酸が滲出する可能性が指摘されている。

2 高密度ポリエチレン
 high-density polyethylene (HDPE)

牛乳、ジュースなどの容器、ゴミ袋、シリアルの箱、ヨーグルト、マーガリンの容器に使われている。また化学薬品に強いので洗剤や台所用クリーナーなど家庭用薬品系のボトルに使用されている。特に問題はないとされています。

3 ポリ塩化ビニル
vinyl, polyvinyl chloride (PVC)

DHAを含有。癌を誘発、体重や骨密度減少、肝臓や精巣の障害を引き起こすと要因となるDHAを含有。ダイオキシンも放出するので「3」は悪いのでパスしたいプラスチック。
食品用ラップフィルム、レジ袋、肉やチーズのラッピング、スナック菓子の袋など薄く折れるビニールに使われているので、サランラップには特に注意が必要!

4 低密度ポリエチレン
  low-density polyethylene (LDPE)

ボール紙、牛乳容器、パンや冷凍食品の袋、ボテとチップの袋など熱が加わると縮むプラスチックフィルム系に使われていて、特に問題なしと一般では言われているようですが私はそうは思っていません。
(後ほど補足で説明してます。)

5 ポリプロピレン
 polypropylene (PP)

使い捨てコップ&プレート、ヨーグルト容器、ケチャップ容器など耐熱性があるので電子レンジに入れても、食洗機に入れても大丈夫なプラスチックとして使用されていて一般的には特に問題はないとされている。

6 ポリスチレン
 polystyrene (PS) ポリスチレン

発泡スチロールやふたやボトルキャップに使われる。熱に弱い。
なんと、うつ病、中枢神経障害、皮膚や目や呼吸器官の炎症との関連が指摘されている物質です。
テイクアウト容器、スーパーの食品用トレイ、おもちゃなど幅広く使われているのでこちらも要注意!

7 その他。(ポリカーボネート、アクリル、乳酸エステル、ファイバーグラスを含む
 other (includes polycarbonate, acrylic, polylactic acid, fiberglass)

B.P.A.(ビスフェノールA)とポリカーボネイトを含有していて1〜7の中では最も危険度が高いです。プラスチック加工された金属缶、飲料容器、哺乳瓶、耐熱容器、食器類など、こちらも幅広く使用されていますのでこれは使っているもので発見したら要注意です。


と、色々とごちゃごちゃと書いてしまいましたが、目安として簡単に覚えるのなら、リサイクリングコードが1(またはPETEと書いてある物),2,4,5なら、まぁ比較的許せる範囲でOK。
7はBPAが入っている可能性あり、ということでかなり危険なので避けておいたほうがよいでしょう。
7が厄介なのは材質が危険なことだけでなく、市場に幅広く出回っているということなんです。コンビニ弁当のプラスチック容器だとか、お惣菜売り場にタダでおいてあるうすっぺらい透明の容器がありますよね。あれはまさにプラスチック7の材質で作られています。その他にはなんとプラスチックの哺乳瓶にも使われているんです。赤ちゃんのミルクを作る時には熱湯を注ぐのでBPAが溶け出してしまいます。最近ではBPA-Freeとうたった哺乳瓶も出ていますが、後ほどこのことは改めて説明するとして、BPA-Freeと書いていあっても結局は安全とは言い切れないという最新の研究データをみつけたので、結局はプラスチックに熱を加える、熱いものを入れる、暖めるようなことはしないほうが懸命です。
そして、曖昧な3と6ですが、こちらもBPAと似たような有害成分が入っているので、7と同様注意が必要です。何かを長期保存する場合など3、6、7のプラスチックでの保存は有害物質が溶け出す可能性があるので避けてくださいね。

そして、4ですが、一般的には問題無しとされているのですが、缶詰の食品の内側にも実はBPAを含むプラスチックがコーティングされています。食品の缶詰は通常250℃で約1時間殺菌されているのですが、その際、熱でBPAは溶け出すと予測されますよね。だとすると問題なしとは決して言い切れないと思うんです。特に酸性の強いトマト缶にはBPAが溶け出しやすいといわれていているので出来ることなら生のトマトを使いたいところです。

結局のところプラスチック製の食品保存容器は、強度を高めるためにビスフェノールA(BPA)が使用されている場合が殆どなのだそうです。繰り返しになってしまいますが、こういった容器を使い続けると、化学物質が溶解し、ホルモン障害や癌、うつ病、糖尿病、精神障害などを引き起こす可能性があるし、特に乳幼児や子どもには危険です。また、妊婦さんや母乳で新生児を育てているお母さんも注意が必要です。なぜなら胎児や新生児は母乳を通して直接、BPAを摂取することになるからです。



ここでBPA-Freeの表示があるプラスチックならば安全だろうと私も思い込んでいたのですが、信頼のおける機関から発信された最新のデータによると、もはやBPA-Freeと言われているものだけでも安心は出来なさそうなのです。

http://plastipure.com/safer-plastics

アメリカ国立衛生研究所が月刊で発行している情報誌Environmental Health Perspectivesの2011年3月2日に発表された記事によると、PlastiPure、 CertiChem、ジョージタウン大学の3つの会社の研究者による研究データが発表され、その記事によると、市場のほとんどのプラスチックに内分泌攪乱物質(EDCs=endocrine disrupting chemicals)を放出していることが明らかになったとされていました。エストロゲン活性作用(略してEA-Estrogenic Activity)のあるこの物質は深刻な出生異常、学習能力障害、 子宮癌や精巣腫瘍、など生殖器の癌、精子の現象、肥満などを引き起こすのだそうです。

PlastiPure社の代表取締役であるマイクユーズリー氏が研究結果で明らかになったことを語ってるのですが。。。

プラスチックを作るのには数十種類の化学薬品が使われるのですが、この化学薬品がプラスチック容器からにじみ出て食べ物に付着するのが問題なのだそうです。
このような人体に悪影響を与える化学物質の放出は電子レンジで放射を受けたり太陽の紫外線で放射を受けたり、お湯でプラスチックが温められたり、食器洗い機でプラスチックを洗浄した際などの外的圧力が加わると加速するということも研究で明らかになりました。

このEAの放出ですが、BPA-Free(BPAが含まれていない)製品にも見られたのだそうです。たとえBPA-Freeとうたう製品であっても、他のBPAが含まれている製品よりもEA(エストロゲン活性物質)は多量に含まれていたことも解ったそうなのです。怖いですね。EAとはとても危険な物質で、たとえ微量(ナノー10億分の1)であったとしても、胎児や幼児の健康障害を引き起すし、上記で述べた外的圧力がプラスチックにかかるとEAが容器の中の食べ物に溶け出すのです。つまりプラスチック容器に入れたままミルクや食品を温めるということは化学薬品が溶け出したものを食べる結果になるわけなんですよね。なので、もはやBPA-Free(BPAが含まれていない)とうたっていても、哺乳瓶は絶対にガラス製にしたほうがよいです。特に赤ちゃん使用なのでなおさらです。

そしてサイトによると、このEA(エストロゲン活性物質)はとにかく市場のありとあらゆる色んな物に使われているのだそうです。飲料水のボトル、食品の容器、ビニール袋、缶詰の内側コーティング剤、子供の玩具から、なんとワインやビールを発酵するタンクや歯の詰め物にまで!!!え〜、歯の詰め物にまでって怖くないですか?こんなにも精神的な疾患や生殖機能の疾患の誘発となる物質が口の中にずっとあるだなんて絶対に嫌ですね。となると、歯をつめる時にはEAが使われているかどうかの確認が必要ですね。そして歯固めにも使われているということなので、こちらもぜひ安心してカミカミできる木の玩具がよいでしょうね。


私流ですがプラスチックを避けるための項目。プラスチックとつき合う賢いヒント、注意事項を簡単にまとめてみました。
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1.プラスチックのリサイクルマークを確認してみる。
1,2,5なら比較的安全
3,7はBPAに似た有害物質が入っているからなるべく避ける。
4はものによっては大丈夫だけどトマト缶はなるべく買わない。
7は一番危険なので辞める。

2.リサイクルマークがない国産のものはプラスチックの材質を上記の日本語明記のものを参照し、もっているプラスチックの材質と照らし合わせてみると解りやすい。

3.7のリサイクルマークのもの。ポリカーボネートの材質のものは食品使用の物であるならば避けること。
ポリカーボネートのプラスチックとは透明で堅い材質のもの。

4.お家のプラスチック類を分けてみてる。
痛んだプラスチックからはより多くの化学物質が溶け出すことが解っているので特に古いものや傷ついて痛んだものは食品用としては使わない。捨てるか、もしくは食品用じゃない入れ物として使うなどする。

5.油物や脂質の多いものはプラスチックに溶け出す可能性が高いので、プラスチック容器での保存は避ける。

6.みりんやお醤油、そして特に食用油を買う時は瓶入りのものにする。5、と同様の理由でこれらの長期保存が見込まれる調味料にはプラスチックはあまりおすすめできません。特に油物は瓶が鉄則。

7.プラスチック容器を電子レンジで暖めない。有害化学物質が溶け出すのでラップもお勧め出来ません。(お皿をラップ代わりとしてフタのように重ねるとラップかわりになります。)

8.なるべくプラスチックが直接巻いてある食品は避けましょう(コンビニ物では、ほぼ不可能ですが。。)

9.もしプラスチックラップを使うのならば、購入する際にBPA、そしてPVCが入っていないものを買いましょう。アメリカのブランドになりますがZiploc, Glad ,SaranはBPAとPVCが入っていないそうです。(ただし、これらのプラスチックはリサイクルできないので埋め立て地に埋められることになることを考えると決してエコではないのですが。。。)

10.お肉やお魚などプラスチック容器にはいっているものは買って来たらなるべく早く別な容器に移し替えましょう。
11.妊婦さんや授乳中のお母さんはプラスチックに含まれるBPAは毛細血管に直接吸収されてしまうので特に気をつけてください。

12.こんなにもEAが反乱しているのならば、赤ちゃんの玩具にはプラスチックは使わないほうが無難でしょう。
ドイツの木の玩具は比較的安全なものが多いですし、日本でも良い材質の木製の玩具を作っている会社があるのでそちらがお勧めです。



以上、久しぶりにプラスチックのことを思い出し、こうやって書いてみることで私も改めて生活においてなるべくプラスチックを避ける生活、なるべく安全に暮らす事を考えて生活せねばと思いました。
そして、放射能の問題があるので、我が家ではクリスタルガイザーのお水を買っているのですが、こちらは安全といわれる1のマークの材質のプラスチックに入ってきます。でも、なんとなくこちらも気になる今日このごろ。
浄水器にしようかなとも思うのですが、果たしてどれだけの放射能を取ってくれるのだろうと思うのです。
水に関しては何ヶ月もリサーチしたのですがなかなか答えがでない問題でありました。引き続きリサーチしますが、何か良い案がある方、実践されている方がいらっしゃいましたらコメントやメッセージをお待ちしています。

最後に、先ほど文面で出て来たPlastiPure社ですが、BPAもEAも放出しない環境と人体に安全なプラスチック、世界で一番安全なプラスチックを作っている会社だそうです。日本にはまだ進出してませんが、参考までにリンクを貼っておきますね。
http://plastipure.com/
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プロフィール

Appolonia

Author:Appolonia
自らのアトピー体質がきっかけで化学物質と無縁の生活と自然治癒の生き方を志す。
アメリカに17年滞在後2011年、日本へ帰国。
オーガニックの先駆者が集まるサンフランシスコで暮らし、
そして、よりロハス的な生き方を求め、オレゴン州ポートランドに移住。
アメリカの真のロハス文化を日本に伝え、日本の伝統的な文化をアメリカに紹介するプロジェクトを計画し日々奮闘中。
2児の母親。最近のマイブームは休日のオーガニック&ベジタリアンレストラン巡り。

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