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2013.12.30 15:43|発達障害
今年も残すところあと少し。これが今年最後の記事になると思います。来年もいろいろな情報をアメリカから発信していけたらと考えております。

さて今回は発達障害のグレーゾーンの子供たちと家でできる療法についてお話してみたいと思います。

日本にいるお友達と発達障害の話をするとよくでてくる「グレーゾーン」。アメリカにはない言葉なのでちょっと調べてみました。日本では診断の段階で、発達障害の症状には当てはまる部分があるにもかかわらず、診断基準には満たされなかったり、十分な情報がなかったり、矛盾する所見があるために、はっきりとした診断ができなかったときに用いらているようです。もちろんこういう子供たちはアメリカにもたくさんいて、私自身子供たちを日々診断をしていますが、アメリカでは精神医学における診断書DSMの診断基準に満たされない場合はこちらではグレーゾーンですね、とは言わずにただ診断をしません(情報が少なく診断できない場合などにはRule out (R/O)という言葉を使って診断するときもありますが)。たとえばADHDを診断する際に、少し症状が見られるけれど診断基準に満たされていないときは、症状などをメモしておいて次に診断する人にきちんとその情報が伝るようにしています。診断するほうも人間、しかも毎日一緒にいるわけではなく(もちろん子供の場合は親からのアンケートの結果や学校の先生からのリポートなども参考にしますが)そのときの印象で自分なりの判断で診断していくのが事実です。そのため診断に不満があればセカンドオピニオン(第二の意見)を求めたほうがいいと思います。


誰にも明らかに発達障害があると分かる子供に比べると、このグレーゾーンにいる子供たちへのまだまだサポートが少ないという日本。親としてはどうしたらいいか、どうやって自分の子供を健やかに育ててあげられるか、毎日試行錯誤だと思います。重度の障害がある子供たちと一緒に療育を受けさせるべきなのか、それとも健常者の中で普通に育ててあげていったほうが良いのだろうか?学校で特別な手当てを受けたほうが子供のためなのか、それとも普通に他の子と同じように通わせてあげたほうがいいのか?などなど。グレーゾーンの子供を抱える夫婦はお互いの意見・考え方の違いから関係に溝ができることもよくあるようです。


今回はグレーゾーンといわれる子供たちに親が家でどんなサポート・療育をしていったらいいか、いくつか挙げてみたいと思います。もちろん子供によって症状や度合いなどは違いますが、重度の発達障害でないとサポートを受けられにくい、どうやって育てていったらいいか不安などとの話をよく聞くので、そんな方たちの役に立てればいいなと思います。

まず親ができるサポートの話をする前にひとつ伝えたいことがあります。親が自分の子供の療育をしていく上でプロのカウンセラーやOT(作業療法士)との一番の違いは、感情がはいるということ。カウンセラーであればまったく感情的にならずに子供への期待もなく事実を受け止め客観的に物を見ることができるけれど、親はそれはできないという前提をきちんと理解することは大切です。それは悪いことではなくむしろ子供を愛している親にとっては当たり前のことなのだけど、その事実をきちんと理解しながら子供と向き合っていくということ。何度いっても同じことを繰り返してしまう子供に「何度も言っているでしょ、なんでわからないの」と親であればだれもがいったことがあると思うけれど、カウンセラーであればそうはこない。「この間話したの覚えているかな?もう一度やってみようね。」となるでしょう。カウンセラーとしてではなく、親として療育に取り込むということをまずはそれをわかっていなくてはいけません。「ここまではできるようになってほしい」という気持ちが「他の子ができているのでうちの子もできて当たり前」という気持ちに変わっていく前に自分をチェックしてください。希望(Hope)と期待(Expectation)は違うということを理解した受け取り組んでいければいいですね。

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それでは発達障害グレーゾーンといわれる子供たちに家でどんなサポートをしていったらいいのでしょうか?ここではお家でできる9つのサポートについて箇条書きで挙げていきたいと思います。

1.感覚統合
こちらは前に詳しく記事を書いているのでもしよかったら読んでみてください。まずは子供の感覚を知るということ。発達障害の子供の感覚の統合度の低さは明らかです。子供の感覚を知った上でその子にふさわしい感覚統合を家で取り入れてみてください。遊び感覚でできる感覚統合ツールもたくさんあります。そして子供がいる環境にも目を向けてみてください。集中して宿題ができず結局部屋で遊んでいる、なんていうときは何度も同じ注意することより、子供の部屋にたくさんあるおもちゃを片付けたり、あまり物が周りにないダイニングテーブルで宿題をさせたりしてみると案外集中してさっさと終わらせてしまうかもしれません。

2.生活習慣
早寝早起きの規則的な生活と運動。グレーゾーンでなくても規則的な生活と体を動かすことは子供にとってとっても大切なこと。そして運動することによって「幸せホルモン」とも呼ばれるセニトロンを増やすことができます。毎日の起床時間を決め、週末でもなるべく規則正しい生活を心がけましょう。

3.食事管理
自閉症の子供たちの食事療法はここ5年ほどアメリカではかなりホットなトピックです。グルテンフリー(グルテンを抜く食事療法)の食事が効果があるといわれ私が働く学校のランチも特別メニューの子供たちが数多くいます。Love Lifeのメンバーが11月に行ったカンフェレンスでは食事療法の食事療法やサプリメントの最新情報の講義もあったようなので、またこちらで情報を提供していけたらと思っています。ここまで制限する食事療法は小さい子供には大変な場合もあるのですが、子供の食べるものに気をつけるのは大切なことです。まずはこの3つから考えてみてください。①甘いものを控える、②着色料をつかった食べ物をさける、③保存料を入っている食べ物を控える。

4. しつけ
発達障害の子供のしつけというとまず浮かぶのが自閉症の子供を対象としたABA(応用行動分析)。アメリカでも昔から広く使われている療法ですがこれ自体は特に難しいことではなく、生活に取り入れやすものです。ただ私個人の意見としてはABAは自閉症に対しての一部の療法であること、しつけたり物事を教えたりするには効果的ではあるけれど、ABAのことばかり考えて子供と向き合っていると一番大切なRelationshipの部分を忘れてしまっているケースもよくみられます。みんなと同じことができるようにしつけるのも大切ではあるけれど、その子供がなぜ人とは別のことがやりたいか、なぜそこまでそれにこだわるかなどということを分かってあげること、一緒にそこで立ち止まってあげることも親としてとても大切だと思うのです。そのためここではしつけ・学習の方法としてだけ挙げさせていただきます。それではどうやってABAをしつけや学習にとりいれるのでしょうか。例えば子供のおむつを取ろうとするとき。ちゃんとトイレを使うことをできたたびにM&Mを与える。子供が正しいことをしたときにReward(ご褒美)を与える(Positive Reinforcement)、という仕組みです。逆にお店で欲しいものがあると癇癪を起こす子供に黙らせるために物をあたえてしまうこと(Negative Reinforcement)はしてはいけません。教えたい行動ができたときにご褒美(物であっても言葉であっても)を与えることで子供がその行動をもう一度くりかえすようになるのが目的です。大切なことはご褒美はすぐ与えること、そして毎回与えることです。

5. Transition
発達障害の子供たちの多くがひとつの行動から次の行動への移動が苦手です。特に楽しんでいることをやめて次のものに移る(ある意味頭の切り替えですね)のに他の子供に比べて時間がかかるの普通です。例えば、テレビ番組を一つ見終わって消したら癇癪を起こすなど。アメリカではこれをTransitionというのですが、学校に行く年になっても休み時間に遊具で遊んでいた子供がみんなが教室に戻っても嫌がって戻ることを拒んだり、戻ってもその後癇癪を起こしてしまったり次への切り替えが上手にできなかったりする子もいます。親としては一日を通してこのTransitionが大変なところ(テレビを消したあと、おもちゃを片付けるとき、お友達のうちから帰るとき、公園から帰宅するとき、お昼寝をするとき、お風呂にはいるときなど)を把握していると思うのでまずはWarning(警告)を15分前から始めてみてください。10分、5分、そして「あと1分よ~」と。タイマーなどを使ってもいいと思います。それでも大変なTransitionは毎日の決まりごとを作ってみるのも効果的です。例えば1分前になったらテレビのリモコンを子供の前に置いて、時間がきたら子供がテレビを消していつもリモコンを置いてある籠に入れる、というう役目を与えて毎日それを繰り返すなど。それでも難しいときはしつけでもでてきたABAのPositive Reinforcementを使って、おもちゃをきれいに片付けたら冷蔵庫に張ってある表にひとつシールをはってあげるなどというのも効果的だと思います。

6. Visual (視覚)を使った学習
発達障害の子供たちは物事を学ぶ(頭の中に情報が入ってくる)方法が普通の子供たちとは異なっていることがよくあります。聴覚より視覚が鋭い子供が多く、耳から聞くより絵や写真を見て学ぶ方が情報が入りやすいのが事実です。これはグレーゾーンの子供たちも同じです。アメリカの小学校はどこも教室に広く、一日のスケジュールが貼られているのが普通ですが、家でも子供が見えるところにスケジュール(特に朝と夜の日課)があると子供は安心します。字がまだ読めないうちは絵や写真を使ってのスケジュール、そしてそれを一緒に毎日チェックしてあげるといいと思います。新しく物事を教えるときにも一緒に絵や写真があるとよく頭にはいっていくので心がけてみるといいと思います。例えばご飯のときにどうやって椅子にきちんと座るかというのを教えるときに「足ちゃんとして」「猫背になってるよ」などではなくきちんと座った写真をみせて「こう座ってごらん」と学習させるなどが効果的でしょう。

7. ソーシャルスキル
発達障害の子供はソーシャルスキルがどうしても他の子供より遅れがちです。きちんと挨拶をしたり、年相応には人への対応ができてなかったりします。人の言葉やテレビのキャラクターを真似て同じことを繰り返すことはできても、その趣意を理解して人の行動から自然に学んでいくということが苦手です。ある意味「わが道を行く」タイプなのですが、社会のルールや常識を他の子供よりもきちんと教えていくというのも親の役目です。困るのは子供です。学校でのいじめや仲間外れもソーシャルスキルが欠ける子供に対して「なんだろ、あの子」というところから始まることもあります。そのうちできるようになるからまあいいか、ではなく、ソーシャルスキルはきちんと小さいうちから根気よく教えていくことです。挨拶やテーブルマナー、人との簡単な会話など上手にできていないことを注意するのではなく、ここではスキルを教えていくことが大切なのです。分かっていて当たり前、できていないので注意するという態度から、できていないのはまだ学んでいないから、教えてあげようというふうに変えていけたらいいですね。ソーシャルスキルを教える方法としては絵本やテレビ番組を使っても効果的です。子供本人のできないことを話すのではなく、テレビのキャラクターがお友達に謝る話であれば、それを使って「こうやって謝ったらいいのね」「どうしてこのキャラクターは謝らなければならなかったのかな?」などと話をする機会をつくることが大切です。アメリカにはソーシャルスキルを教えるためのSocial Storyというタイプの絵本がありますが、日本の絵本でもそれぞれ「教え」「メッセージ」が入っている絵本があると思うのでそういうのを集めておいて、ちょうどいい状況があればその本を紹介してあげ、また何度もその本を復習していくというのも効果的です。少し大きい子向けですが、日本昔話には「欲をだすといいことがない」「約束を守らないとその仕打ちが自分に返ってくる」などの教えをとく本も沢山ありますよね。


8. 興味のある分野を伸ばしてあげる
こだわりがあったり、興味が偏っているとそれが弱点のように言われる発達障害の気がある子供たち。親としてはどうして他の子供みたいにいかないんだろう、と思うことはあると思いますが、そのこだわりや強い興味があるものを大切にしてあげることもまた大事だことだと思います。好きなことを上手にできること、誰よりも詳しいことが、その子の自信につながっていきます、短所ではなく長所、としてとらえてあげたらいいのではないでしょうか。


9. 子供の視野の中に入っていく
最後に一番大切なことは、親がどうやってその子供の世界に入っていくことができるかということ。外から「こっちのほうがいい」「あっちもやったほうがいい」ではなく、その子供が見えているものを見えている場所から一緒に眺めてみることの大切さを忘れないでください。外から見たり話しかけているだけでは、子供にはあまりインパクトがないし一緒の景色が見えません。色々なことを教えたいと思っていても、子供が聞いていないのであれば意味がないのだから。子供がどう思っているのかわからなかったら、まずは聞いてみること。どうしてそんな行動をとったのか、なにを考えていたのか、「こうすればよかったでしょ」ではなく。質問はなるべく「はい・いいえ」で答えるものではなく、What, Where, Why, When, Who and How(何が、どこで、いつ、誰が、どのように)から始まるもので。

これらのサポートはひとつの療法ではなくホリスティック(全体的な)なアプローチです。日々カウンセラーとして発達障害をもつ子供、その他の精神的な病気を抱える子供、恵まれない家庭環境で育った子供たちと向き合っていく中で実際に使っている・指導しているものばかりです。一つずつもう少し深く掘り下げて話をしてみたいなと思うトピックばかりなので、また来年機会があったら書いてみたいと思っています。

今年一年Love Life styleを見守ってくださったみなさまありがとうございました。来年もよろしくお願いします。

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2013.12.20 10:09|カフェ
今回は、カフェ記事第二弾です。今年、TVや雑誌、そして老舗百貨店までもがこぞって特集を組み、注目度が劇的にアップした、ポートランド。そのポートランドの美味しい地元カフェベスト10の一つとしてノミネートされた、heartをご紹介します。ライトローストの走りとも言えるここheartの、シンプルなコーヒーが気に入って足しげく通っている私ですが、先日バリスタのポートランディア(ポートランド地元民)に、「どうしてお店の名前がheartなの?」と素朴な疑問をぶつけてみました。すると、「オーナーに聞いて見ないと確かではないけれど、きっと、町の皆の心のよりどころになる、コミュニティーの中心(=ハート)となるカフェでありたいからだと思うわよ。」と、屈託のない笑顔で返してくれました。地ビールと並んで地元カフェが多いことでも有名なポートランドは、コーヒー好きにはたまらないコーヒーワンダーランドなのです。

heart  http://www.heartroasters.com/

更けのデザートデートの定番、pixや、週末の朝食時にできる長蛇の列が今や名物となったScreen Doorが並ぶ、Burnsideの一角に2009年オープンしたheartは、コーヒー一杯一杯に真剣に取り組んでいる、真摯なカフェだ。

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主に中南米とアフリカ産の、高品質なグリーンコーヒー(生豆)を最も浅く自家焙煎し、ライトローストのパイオニアとして、ポートランド既存のカフェ界に殴りこみをかけた勇者でもある。それ故に、heartのコーヒーを一度飲んだ者は、病み付きになるか、もしくは二度とそのドアを開けないか、とも言われる程、好き嫌いがはっきりと分かれるのだ。
選びぬかれたグリーンコーヒーはまず、繊細で洗練された深みと香、そして味わいがバランスよく共鳴するよう、絶妙にライトローストされる。それから一旦品質テストに回され、ある一定の水準に達した豆だけが店頭へ戻り、コーヒー愛好者の元へと届くのだ。

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heartのオーナー、Wille Yli-Luoma氏は、フィンランド出身のプロスノーボーダーという異色の経歴を持つ。豆選びから焙煎方法まで拘りぬくカフェの姿勢は、彼の繊細な性格が良く反映されていると言えよう。彼の優しく、儀式にも似たコーヒー作りは、日本の茶道を思い起こさせる。
さて、その日はココナツミルクのラテの気分だったので、注文してみると、残念ながらココナツミルクを切らしてしまっているとのこと。牛乳や豆乳ラテは飲みたくないし、どうしようか考えあぐねていると、「ヘーゼルナッツミルクはどう?凄く良く合うのよ。」と薦めてくれた。ちなみに、ヘーゼルナッツの生産量で、アメリカはトルコ、イタリアに次ぎ世界第三位に君臨し、そのほとんどがオレゴン州であることはご存知だろうか?こちらのヘーゼルナッツミルクがオレゴン産のものであるかを確かめる術はなかったものの、スタッフお薦めだけあって、ナッツの甘さがライトローストのコーヒーにコクを添え、至極美味しいラテだった。

コーヒーを淹れてくれるバリスタが、heartの哲学にきちんと従って、一杯一杯丁寧に作ってくれるのを見るのも、なかなか面白かった。まず、小さなデジタルスケールにマグカップを置き、ドリップ方式でお湯を注ぎ始める。更にその間、すぐ横の小型タイマーを逐次チェックしている。毎回、ある一定のお湯の量を、一定の時間内に淹れ切ること、これが美味しさの秘訣だそうだ。これを一杯一杯やっているのか。大変な勤勉さである。

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いつしか私も夫も、胃にもたれないheartのライトローストのファンになってしまったようだ。今まで何度か足を運んだが、常連であろう、見慣れた顔のお客が何人か見受けられた。我々が常連の仲間入りする日も、そう遠くはないだろう。コーヒー豆を焙煎する午前中、ロースターのすぐ後ろの最も暖かい席が、この冬の私の指定席になった。

コーヒーではないが、heartで出している、Pixie Retreat RAW'r Laboratorie & Makeryの「ほぼローフード、きびバーガー」がとても美味しかった。このPixie Retreatも地元ポートランドに拠点を置く、グルテンフリー、ビーガン、オーガニック、大豆フリー、地産地消ローフードを売りにしている、まさにポートランドの集大成のようなお店である。
あなたは、ライトローストのファンになるか、それとも、アンチになるのか。自分のheartに聞いてみるといいだろう。

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heart
2211 E. Burnside, Portland, OR, 97214
1111 SW Stark St., Portland 97205
537 SW 12th Ave, Portland 97205 (next to Grüner)

Open Seven Days A Week 7 AM - 6 PM

Pixie Retreat RAW'r Laboratorie & Makery
http://www.pixieretreat.com/28mf16zr1wc2eay6y7pjyqpc5lbecy

こなあ玲奈
2013.12.16 00:10|人生
今回は発達障害や子育てとは直接関係がある記事ではないのですが、人の性格についてすこし触れてみたいと思います。自分と向き合い、自分をもっと知っていくことで、どうやって自分にやさしくしていったらいいか、TAKE CAREしていけたらいいかということにつながっていくと思います。


アメリカでよく知られている性格判断テストMBTI(Myers-Briggs Type Indicator)の中に、外向的(Extroverts)内向的(Introverts)かのタイプを見分けるテストがあります。この二つのタイプはどちらかひとつというわけではなく、スケールで外交的なほうから内向的なほうまでつながっています。そのため外向的100%の人もいれば、外向的と内向的の間の人(Ambiverts)もたくさんいる、という結果がでます。もとはといえばカール・ユング(スイスの心理学者)がこの二つのタイプを見分けるということを発表して、その後60年代には外から受ける刺激への反応が違うのではないかという論理もでてきて、最近では外向的と内向的な人では脳の構造が違うのではないかというリサーチの結果もでてきています。

外向的な人というと、一般的に人と話すが上手、お友達がたくさんいる、人前で気の利くことがいえるといったイメージがある人が多いのではないでしょうか。そして内向的な人といえば、人と話すのが苦手、おとなしい、自分の意見を人前で言わない、などど思う人も多いかと思います。実は外向的であるか内向的であるかはその人の態度で見分けるのではなく、どこからエネルギーをもらうか、どこで自分を充電するか、ということがポイントなのです。

外向的な人は、他の人からエネルギーをもらい元気になります。人と会って話をすることで自分を充電しているのです。このタイプの人はお友達と出かけたりするのを楽しみ、いろいろなことに興味があり、新しいものや今までいったことないところも好んで出かけます。欠点としては自分を見失いやすかったりすることもあります。
そして内向的な人は一人でいる時間に自分を充電していて、他の人といるときには蓄えたそのエネルギーを使っているのです。内向的な人は物事をよく考えてから口にだすことが多く、少人数のグループを好み、一対一でお友達と会うほうが心地よく、一人でいる時間を大切にしてます。欠点としては新しいことを恐れる傾向があります。

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さて、あなたはどっちのタイプでしょうか?人と一緒にいることで充電していますか?それとも一人の時間に充電しますか?わたしは完全な内向的タイプですが、人にそいういうとビックリされることがあります。それはきっと多くの人が外向的・内向的の定義がちゃんとわかっていないからだろうなぁと思います。人と一日中関わる仕事を選んだからといって、自分の意見を人前で主張するからといって、外向的とはいえないのです。わたしは自分ひとりの充電時間なしでは電池切れになってしまい、自分にも周りにもやさしく穏やかには暮らすことが難しくなってしまうでしょう。こういった風に自分の充電の仕方がわかっていると無理をしすぎたり、精神的に疲れたりすることを防げる場合もあるのではないでしょうか?人と話すのが好きだから私は外向的なんだわ、と思って予定をたくさん入れたり、誘われたらとりあえず参加したり、いろんなところに顔を出したりして、逆に苦しくなったりはしてませんか?その辺のバランスは自分で調整するしかないと思いますが、まずは自分と向き合ってどうやって充電するかを考えてみるのもいいかもしれません。

わたしたちにとって対人関係というのは人生の中でもっとも大切なものですよね。それは家族であっても、友達であっても、同僚であっても、近所づきあいであっても。誰も一人では生きていけないので、誰もが毎日向き合っているところです。それではこの外向的、内向的、対人関係ではどんな影響を与えるのでしょうか?

よく見かけるのは、外向的な人と内向的な人のコミュニケーションのしかたの違いです。そしてその違いからうまくかみ合わなかったり、誤解を生んだり、どちら側にとってもベストな結果が出せなかったりすることがあるように思えます。例えばオフィスで外向的なボスが内向的な部下と話をしています。思ったことをそのまま口に出すボスはその場で部下にアイデアや意見を求めています。内向的な部下はとってもいいアイデアを持っていたとしてもその場ですぐいうことはできず、結局黙って頷くだけでした。もしこのボスが部下のコミュニケーションのしかたをわかっていたら、部下の考えているアイデアを上手に引き出してあげることができたかもしれません。また夫婦間でのコミュニケーションの例をあげてみると、妻はとても外向的でお友達と集まってパーティをするのが楽しみだけど、そういう予定をいれるたびに夫はあまり乗り気なようではない。別に夫は人が嫌いなわけでも人とうまく話せないわけでもないのにどうして嫌がるんだろうと、妻は疑問に思って聞いてみるけどいまいちちゃんとして返事がもらえずもやもやしたりする、なんてこともあるかもしれません。


それではここで最後にそれぞれ外向的な人、内向的な人とのコミュニケーションの秘訣をあげてみます。これは家族でも、友達でも、そして会社の同僚でも当てはまると思います。ただ一般的に子供の性格というのは大人になるまで確定されないという見方なので、現在外交的な子供でも、だんだん変わってくるケースもありえます。うちの上の息子は現在とても外向的。毎日幼稚園へ行きいろいろな人と交流して学んで毎日パワー全快で帰ってきます(笑)。私のほうは一日人と交流して働いて家に戻ってくると、しばらくほっとする自分の時間がほしくなります(って小さい子供がいると難しいのが現状ですが)。
このリストがあなたが現在悩んでいる対人関係をスムーズにするヒントになりますように。


<外向的な人とコミュニケーションするときの秘訣>

自立心を応援してあげましょう
他の人がいるところで褒めてあげましょう
熱意を称えてあげましょう
考えていることをそのまま口に出している過程を見守ってあげましょう
とりあえずやってみよう、という心意気を止めないでいてあげましょう
忙しいことをわかってあげましょう
選択肢をあげましょう
言葉で大事なことを伝えてあげましょう
輝かせてあげましょう
たまに行動の真似をしてあげましょう


<内向的な人とコミュニケーションするときの秘訣>

プライバシーを尊重してあげましょう
人前で恥ずかしい思いをさせるようなことは避けましょう
新しいことはしばらく観察させてあげましょう
しばらく考えさせてあげましょう、今すぐと答えをせまらないであげましょう
なにか変化のあるときは時前予告をしてあげましょう
叱責は個人的にひそかにしましょう
あたらしいことを教えるのも個人的にしましょう
意見があるか個人的に聞いてみましょう


こちらの性格判断テストはユング心理学をもとにしたもののようです。もし興味があったらやってみてください。

2013.12.09 07:08|子供の問題
発達障害やその他の問題を持つ子供たちの親のカウンセリングをしていてよく目の当たりにするのは、夫婦間の子供の問題に対する温度差です。

たとえば言葉は他の子よりもすこし遅い子供をとても心配している母親。自分でいろいろなリサーチをしてその中で学んだ「Early Intervention」(早めに対策することが大切)という言葉をとても真摯に受け止めサポートをもとめてる彼女に比べ、「それぞれ発達が違って当たり前、そのうちしゃべれるようになるよ。」、と楽天的な夫。ふたりとも自分の子供のことをとても大事にしていて子供の幸せを願っているという点は外から見れば絶対なのに、この温度差の違いが二人の間に溝を生み、最終的にはお互いの子供への愛さえも疑うような発言をするまでになってしまうケースもあります。


ファミリーカウンセリングをしていく中でのこのような場合の対応をステップにしてみたので、もし似たようなことで悩んでいるのであれば、このステップが少しでもヒントになればと思います。

ステップ1. 子供への心配をまずそれぞれリストにしてみる。上の例を使ってみると、母親の心配は「言葉の発達がおくれているのではないか?同じくらいの他の子に比べできることが少ないのではないか?」父親の心配は「とくになし」。


ステップ2. お互いの(この例の場合は母親の)心配に対してお互いがどう感じているかを聞きあう。これはどういう対処をしたいか?ということではなくただどう感じているか?ということです。父親は母親の心配を毎日のように聞いているけれども、どう対処できるかなど自分もわからないことが多く、どういっていいかもわからなくなり結局「そんなことはないよ。そこまで心配しなくてもいいじゃないかな。」という対応になってしまうことがあるのではないでしょうか?母親は心配しているのを共感してもらいたいのに、「心配しなくてもいい」といわれてしまうと否定されているように思ってしまうケースが多いようです。このステージではただお互いの心配事を聞きあい、それに同情する気持ちをみせることが大切です。


ステップ3. 対応策を一緒に考える。お互いの心配事をシェアしたあと、初めてプランを考えるところにきます。その心配事に対してどんな対応策があるのかを個人でしらてべみたあとここで相手に伝えます。今の時点でなにか行動に移すべきか、それではなにをしたらいいのか、ということをきちんと時間をとって話し合うこと。ステップ2からそのまま進まず、一週間後などに時間を取ることをお薦めします。夫婦の片方は今すぐにでも話し合いたい、と思っていることもあるかもしれませんが、ステップ2から時間を取ることはとても大切です。もしここで、対応策についてお互いの意見が違っていたらそれはそれでいいのです。夫婦であっても、二人とも子供を大切に思っていても、別の脳を持つ別の人間なのだから意見が違ってあたりまえです。ここで違ったときにお互いを責めるような言葉をいってしまうと夫婦間の信頼関係にひびがはいってしまって今後このことについて冷静な気持ちで話すことが難しくなってしまいます。英語では「Agree to disagree」という言葉がありますがお互いの意見が違っているということにお互いが賛成できるような話し合いができるといいですよね。


ステップ4. さてここまで穏やかにくることができたなら、対策を決めましょう。上であげた例に戻してみると、母親はいろいろ調べた結果、「言語治療士とアポイントメントを取ってみたい」といいます。心配していない父親はここまで母親の心配する気持ちを聞いてきて、対応策を考えたときには今は「様子を見たらいいのではないか」という意見でした。ここで「自分は賛成していないけど勝手にやったら」ではなく「自分は必要ないと思うけど、それなら言語治療士に一度あってみようか」ということを決めることができたらいいですよね。もしここでどうしてもお互いの意見が合わずに結局そのままなにも行動にうつさずにいることになるケースもあると思います。かたほうがそれでは納得していなかったら、もう一度ステップ2に戻ってみてください。


ステップ5. さて行動に移して言語治療士に会ってきました。専門家の意見は「言語療法をお勧めします」ということで療法を始めてみたのですが、ここでまた温度差がでる場合もあります。母親は言語治療士から薦められたことを家でいろいろやってみているのですが、父親はまったくそれには参加せず今まで通り。そういう場合はまたステップ2に戻ります。ここでもう一度言っておきたいことはステップ2は相手にどうしてほしいか、何を要求しているかということを話すところではありません。ただ自分がどう感じているか、どう思っているかを相手に伝えるだけです。そのため会話の主語はすべて「わたし」になっているように気をつけてください。ここで逆に話を聞く側は、相手の気持ちを受けとめてあげるだけで、「でも」「それは」という言葉は使わないように心がけてください。相手から聞いてくれているなぁと思われるには、相手の心配を繰り返してあげたり、話をまとめてもう一度いってあげたりするのがいいと思います

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夫婦が物事を違うようにとらえるのは当たり前のこと。ある意味ひとりで思い込みつっぱしるより、パートナーの意見を聞いてたり、話をあってみたりして、より適切な決断ができることのほうが現実です。「どうせわかりっこないのだから」とか「話しても無駄だし」などとはじめからあきらめずにとりあえず人生一番の味方と向き合ってみませんか?
2013.12.09 06:54|発達障害
アメリカではだれでも知っているADHD。日本では最近発達障害の認識もかなり浸透してきて、注意欠陥・多動性障害という言葉も少しずつ認知されてきているようです。ただこのADHD、かなりの誤診が多いのも確かで、すこし落ち着きがなかったり他の子より幼かったりすると「うちの子供もADHDじゃないかしら?」という心配する親も多数いるようです。アメリカでは3歳から17歳の男の子の12%(10人にひとり以上ですね)がADHDの診断を受けているという統計もでています。

それではどんな子供がほんとにADHDなのでしょうか?ADHDと診断する上で3つのキーポイントがあります。まずは「不注意」(Attention deficit)あること。集中力が続かない、気が散りやすい、同じ注意を何度もされたり、書く字がとってもいいかげんだったり、忘れっぽいというのもこの中にはいります。

そして「多動性」( Hyperactive)であること。これはじっとしていることが苦手、机に座っても手や足などがそわそわ動いていたり、落ち着きがないということです。ADHDのHはこの多動性(Hyperactive)からくるため、この症状はなく「不注意」と「衝動的」がひどく問題な子供はADDという診断がくだされます。小さいうちは男のほうが断然多くADHDの診断を受けるのはこの多動性にあると思います。私自身もとても「多動性」な息子がいますが、どうしていつもこんなに元気にいられるのかしら、とあきれるほどいつもエネルギーいっぱいです。

そして「衝動的」( Impulsive)、これは思いついたまま行動に移してしまったりすることをいいます。まだまだ謎の多い脳の機能ですが、人間の衝撃性をコントロールする前頭葉(Frontal Lobe)は20代後半になってやっと出来上がるということも最近わかってきました。そうなると子供たちが後々のことまで考えずに衝撃的に行動に移ってしまうのは仕方のないことだったりもするのです。

ただこの3つがあてはまらない子供っているでしょうか?子供のADHDを診断する上で頭の隅においておいてほしいことは、子供はふつう不注意で、他動性で衝動的なものであるということ。「うちの子供もADHDじゃないかしら?」とたくさんの親が思うのはそのためです。

実際にADHDの子供はこのような症状が学校と家と両方でみられ、そのため学校の成績や生活態度にひびいていくのが現実です。アメリカでは6歳から12歳の子供の20人に一人はAHDHの薬を飲んでいるという統計も出ています。こんなに小さいうちから薬を飲むのは、学校で問題なくすごせるように、授業中に集中できるようにという親の希望が一番の理由だと思います。ただ現実として一番多く処方されている子供用のADHDの薬のほとんどには覚せい剤とおなじ成分が入っているという事実もきちんと理解してから、そういう選択をしていくのが大切だと思います。

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それでは薬を選択しない子供にはどんな療法がいいのでしょうか?

一番効果的な療法は運動といわれています。ヨガ、空手、太極拳がなかでも特に効果的だといわれてます。

そして毎日規則正しい生活をすること。休日でもある程度のスケジュールがあったり、家の決まりがしっかりしていたり、次にやることをちゃんと子供が認識していたりすることです。週末だからといってすごく遅くまで起きていたり、お昼近くまで寝ているというのは、子供にとっては大人が思うよりバランスが崩れるものです。

それから繰り返し物事を教えるということはADHDの子供と接している上でとても重要なことです。ADHDの子供たちは普通の子供たちの2倍、3倍同じことを繰り返していわなければ学びません。「何度もいっているでしょ?」「なんでわからないの?」ではなく、最初から繰り返し何度も同じことを教える必要がある、とわかっていて接してください。例えば学校にある「廊下を走らない」というルールも、何回聞いていてもその場になるとすっかり忘れて走ってしまうのがADHDの子供たちです。

しつけもとても大切な療法です。「発達障害があるからうちの子供にはあまり厳しくしつけても・・・」と思っているのであれば、間違いです。しつけをしっかりすることで子供たちは安心感を覚え、きちんと根をはっていくのです。親としては気分で罰を与えるのではなく、いつでも同じルールでいることが大切です。罰を与える場合は(例えばおもちゃを投げたらそのおもちゃを取り上げるとか、ゲームをやめるようにいったのにいつまでも遊んでいたらその次の日はゲームで遊べないとか)その行動とまったく関係のない罰(例えばおもちゃを投げたり、ゲームをやりすぎたことに対して、罰としておやつを抜くなど)を与えるよりなるべくその行動の結果が直接関係したものにすることで、子供は次に同じ行動をとるときに罰について考えることができます。

ADHDの子供が心理カウンセリングにいく場合は、アメリカでは一般的に広く使われている認知行動療法(Cognitive Behavioral Therapy)が薦められています。この認知行動療法についてはまたの機会にお話したいと思っています。他にも新しい療法がいろいろ出てきていているので、またすこしずづ紹介していきたいです。

ADHDは生涯持ち続ける発達障害といわれています。リサーチでは50%以上の子供たちがそのまま大人になっても同じ症状に苦しんでいるという結果が出ています。それでも薬やいろいろな心理療法でその症状を減らし、暮らしやすくすることは可能だというのが現実です。もし「うちの子もADHDじゃないかしら?」と思ったら、まずは子供が毎日なにかしらの運動できるような環境を作ってあげることからはじめるのはどうでしょうか?
2013.12.05 11:45|健康
レモン・デトックス〜毎朝の日課にレモンをとりいれて健康維持!

くて家にこもることが多くなるこの季節。運動不足になったり、風邪をひいたり、外食が続いたり、と不健康な生活に陥りやすいのもこの時期の特徴です。今回はそんな時期におすすめ、レモンで体をデトックス(浄化)する健康法のご紹介です。


レモン・デトックスと言えば、ビヨンセをはじめとするハリウッドのスター達が減量に成功していることでおなじみの人が多いのではないでしょうか。

レモン・デトックスとは

もとはStanley Burroughsという人が40年代に提唱し、70年代に本を書いて広まった一種の「断食」方法で、絞りたてのレモン汁にメープルシロップ(またはハチミツ)とカイエン・ペッパーを混ぜ、それを水で割ったものをひたすら飲み続けるというものです。材料が簡単で、誰でも手軽に家で簡単にできると言われていますが、厳密には他に食べ物を一切体に入れない「断食」なので、この方法でダイエットをするときには色々と注意点があります。

けれども、レモン・デトックスは単に減量のためのものではありません。「デトックス」と言われている通り、レモンを体に取り入れることによって体が「浄化」されるのです。体にとって良くない、余分な老廃物が外に出されることで、結果的に減量にもつながったわけですが、もともとは潰瘍の治療に使われた方法であり、ダイエットを目的としない人たちにも大変おすすめできる健康法なのです。そして、普通に健康な人なら必ずしも「断食」というフォーマットにする必要はないのです。

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レモンの浄化作用

なぜレモンで「デトックス」できるのかというと、レモンに含まれているクエン酸が、肝臓の働きを活発にし、体の浄化作用を促進してくれるからです。現代は、栄養の偏った食事、運動不足、仕事や対人関係のストレスなど、体に悪いものがたまっていく環境にありますね。それがさまざまな病気のもとにもなっていきます。レモンで体を定期的に浄化することで、そういったリスクを抑え、健康的な毎日を送ることができるのです。

レモンの効用

肝臓の働きを促進して老廃物を外に出すほかにも、レモンにはこんな効用があると言われています。
・消化を助ける働きをするので、胸焼けや膨満感など消化不良の症状を緩和します。
・殺菌、防腐作用があり、ビタミンCが豊富なので、皮膚を内側からきれいにし、しわやしみなどにも効果があります。
・抗菌作用があるので、のどの感染症の治癒を促進します。
・血管をやわらかくするので、血圧を下げる効果があり、高血圧の症状を和らげます。

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毎朝のレモン水でデトックス

実はこれらの効用は、いわゆる「レモン・デトックス」で「断食」をしなくても、毎朝コップ一杯の水にレモン汁を絞り入れて飲むだけで、効果が得られるものなのです。朝起きたら、まず一番にレモン水を飲むことで、体が活性化され、すっきりした気持ちで一日を始めることができます

レモンの酸っぱい味が苦手という人は、レモン汁のかわりにレモンオイルを水に一滴加えるのでも良いでしょう。レモンの香りはしますが、酸っぱい味にはなりません。

毎日の健康のために、まずは朝一番のレモン水からはじめてみませんか?

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<ご参考までに>

自宅で簡単にできるレモン・デトックスの作り方:
絞りたてのレモン汁・・・大さじ2
良質のメープルシロップ・・・大さじ2
カイエン・ペッパー・・・小さじ10分の1、またはお好みの量
これを水またはぬるま湯で割ります。

2013.12.01 06:39|子供の問題
人間の脳はまだまだ解らない事だらけで、とても神秘的です。それでも年々少しずつ色々な事が解ってきたこともあるのでとても興味深い分野です。オレゴン州認定心理カウンセラーのChifumiが前回の感覚統合の記事に続き紹介したいと思います。

今回は2011年にアメリカで評判になった本「The Whole-Brain Child」(邦題は「幸せ育児の脳科学」)について少しお話をしたいと思います。アメリカの学校では先生達もこの本から学んでいる方が多く、去年私の働く学校の先生達ともこの本について色々と意見を述べ合いました。

この本には親が子供を育てていくなかでのヒントになる12の戦略が紹介されています。この12の戦略は全て脳の働きを考慮に入れた上でのアプローチです。前回は感覚統合についてお話をしましたが、今回のテーマは脳の統合についてです。


右脳と左脳について

既に知っている人も多いと思いますが右脳は「五感を操る動物的な脳」といわれています。知性、感情はこちらに入ります。前回のテーマ感覚統合もこちらの脳で反応しているものですね。そして左脳は思考や倫理を司る「人間的な脳」といわれます。それではこれをどう考慮にいれて子育てしていったらいいのでしょう?

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例えばお友達の家で遊んで帰る時間になるとイヤイヤと泣き出す子供。帰らないと泣いている子供にあやすように説明する親。「ほらもう5時よ。お家に帰ってご飯食べる時間だからまた遊びにこようね。」何度かやさしく説明するものに、いっこうに聞き分けない子供。結局は泣く子供を抱き上げて帰ってくる、なんて誰もが経験してますよね(もちろん、わたしも、笑)。
この例をとってみると、この子供は右脳モード全開中(帰るのが悲しくて感情的になっている)、逆に親は左脳モードいっぱい(一生懸命理由を説明しようとしている)という状態です。
この本で話している戦略とはまず、子供が感情的になっているときは親も右脳モードで対応するということ。そしてその後一緒に右脳から左脳へのわたっていって(ここが脳の統合)、理論的なことを説明するということ。

ではどうやって対応したらいいのでしょうか。ここでは英語でいう「Empathy」がポイント。これは「同情する・感情を共有する」ということ。泣いている子供に「そうだよね、帰りたくないよね。お友達と遊べて楽しかったものね。」という言葉から入ってあげる。そし落ち着いてきたら、左脳へ。「今日はもうご飯の時間だから帰らないとね」と。おちついて感情を共感してもらって、子供は初めて親の理論が聞こえてきます。

もちろんこれが毎回成功するというわけではありませんが、感情的になった子供に一生懸命理論を説明してもまったく伝わっていない、というのは知っているといいことですよね。わたしは右脳から左脳に移ったつもりでも息子はまだ右脳モードだったなんてこともあり、もどってきてまた一緒に右脳モードに、なんてこともよくありました。これはわたしがせっかちの性格だからですね、笑。

右脳、左脳の別の例ですが、この対応は大人でもいっしょだったりします。悩みをお友達に話していてアドバイスをしてもらっているときは大丈夫だったのに、「大変だったね。つらかったでしょう。」と右脳的な反応がくるとポロッときてしまったことなどありませんか?大人も子供も感情的になっている人にはその感情を共感してあげることが一番大切だったりするのです。最初にこれができてないとあとはなんにも入ってこなかったりします。


上部脳と下部脳のついて

もうひとつの上部脳と下部脳についてのおはなし。右脳、左脳を脳の横の統合なら、こちらは脳の縦の統合ですね。本能やサバイバル機能を司る下部脳、行動の熟慮をうながす上部脳。たとえば漠然とした不安、いかりや恐怖は脳の下部に埋もれている「暗示的記憶」に起因するが、これを脳の上部で分析することによって「明示的記憶」に構成するといわれています。
例を挙げると、小さい子が交通事故を体験した場合。本人に怪我はなくてもパトカーが来て、助手席に乗っていた母親の頭から血が出ていて、つぶれた車を目撃してと、とても怖いという気持ちになった記憶がのこる。もしこの子供がすでに言葉が話せる年齢であれば、この経験の話をするということは重要です。「パトカーの音がすっごい大きくてね」「ママが痛い、痛いしてね」と話す子供に大人は「パトカーは助けに来てくれたのね」「ママは病院で手当をしてもらったからもう大丈夫だよね」と怖い経験ということだけが残らないに事実をうめていってあげる、これが脳の縦の統合です。

過去にトラウマをもつ患者のカウンセリングは、実はここのところが大切なのです。もしも自分の子供が大きな不安、いかりや恐怖の体験をしたとしたら(東日本大震災の被災者もそうですね)、きちんと親が体験談をきいてあげる、そして事実をうめていってあげる、つまり暗示的記憶のまま残さない、というのは大切だと思います。

私自身翻訳されたバージョンを読んだことはないのですが、このほかにもいろいろな子育てのヒントが隠されているこちらの本、もし興味があったら読んでみてください。

次回はアメリカでは10人に一人以上の子供が診断されるというADHD(注意欠陥多動性障害)についての記事をお送りしたいと思います。
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プロフィール

Appolonia

Author:Appolonia
自らのアトピー体質がきっかけで化学物質と無縁の生活と自然治癒の生き方を志す。
アメリカに17年滞在後2011年、日本へ帰国。
オーガニックの先駆者が集まるサンフランシスコで暮らし、
そして、よりロハス的な生き方を求め、オレゴン州ポートランドに移住。
アメリカの真のロハス文化を日本に伝え、日本の伝統的な文化をアメリカに紹介するプロジェクトを計画し日々奮闘中。
2児の母親。最近のマイブームは休日のオーガニック&ベジタリアンレストラン巡り。

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