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意外に見過ごされがちなティーバッグの真実

2013.05.07 20:25|食の安全
お茶は水の次に身体に健康な飲み物だと言われていますが、皆さんも色々なお茶を用意し、気分によって「ご飯には緑茶」「今晩はリラックスしたいからハーブティーを」「アンチエイジングのためにビタミンたっぷりのローズヒップティー」「朝食のトーストに合わせてダージリン」「お腹にやさしい番茶」など様々な用途やシーンに応じてお茶を選んでいることだと思います。

お茶には茶葉や花や実をそのままに形で乾燥させたルースティーと呼ばれるものと、手軽なティーバッグ入りのお茶がありますよね。
時間がある時や大勢が集まる場ではルースティーをポットに入れてたっぷりのお湯で時間をかけて茶葉を抽出する余裕があるけれど、一人の時や簡単に手軽に飲みたい時はティーバッグのお茶で間に合わせてしまう方が多いと思いますが、皆さんのおうちの棚にもティーバッグがけっこう買ってあったりしませんか?

さて今日私が取り上げるテーマ、それは紅茶を手軽に飲むために世に広まったティーバッグについてです。

色々と書きたいことも日々ある中、ここ一ヶ月のスケジュールは分刻みで進んでいる感じでした。学校の終業テストの準備をしたり、仕事も複数のことを同時進行でこなしていたりと、とにかく多忙だったため、せっかく楽しみに読んでくださる方がいるのにもかかわらず、ブログ更新にこんなにも時間がかかってしまったことを大反省しています。
時計とにらめっこの忙しい現代社会では、多くの人がきっと同じように限られた時間の中でスケジュールを組み立てて行動して、そんな多忙な時間の中でもなんとか少しでもリラックスできる時間と方法を自分なりにみつけながらバランスをとっているのでは、と思うのです。

仕事中はオフタイムと違い、自分をリラックスできる方法も限られてしまいます。
仕事に集中しながらも同時進行で無意識に自分をリラックスできることがあるとすれば、それはきっと芳香浴とお茶を飲むことかなと思うのです。私は作業をしながらお気に入りのアロマポットに仕事モードですっきり聡明な気分になれるようなライムやグレープフルーツなどのアロマオイルを入れて香りを楽しみながら、水分補給&緊張緩和の目的で温かいお茶を常備しながら多忙時期を乗り切りました。そして夜寝る前には気が張りつめていた一日の締めくくりとしてリラックスモードに神経を切り替えたいので、これまた異なる香りの精油の香りにつつまれながら、カモミールやラベンダーなどがブレンドされたリラックス系のハーブティーをいただいていました。

さて、お茶といえば、以前からティーバッグのお茶をいただく時に気になっていた事がありました。
それは「このティーバッグ、熱湯を注ぐわけだけど、熱湯に浸されて大丈夫なのだろうか?」ということ。以前LOVE LIFE Styleで取り上げたプラスチックの話でもふれましたが、プラスチックが熱湯につかると毒性物質が溶け出します。
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もともとティーバッグは四角い形のものが主流ですが、最近よく見かけるのが高級感が感じられるプラミッド型(テトラパック型)のティーバッグ。
形が立体的なので茶葉が自由に中で泳げる空間があり、より美味しいお茶を抽出できる、という売り文句なのですが、確かに紙製のティーバッグと違い透明感や透け感があり中に入っている花の赤や黄色の色味が綺麗に見えるし、紙パックの中に入っている粉々になった茶葉と違い、こちらのピラミッド型の中の物は比較的形が整っているから、本来の茶葉の香りや成分も抽出しやすくメリットは大きいと言われています。
そこは確かにそうなのですが、問題なのは素材なのです。
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ピラミッド型のティーバッグの場合、ほとんどの物が様々な種類のプラスチック素材で作られているんです。
ナイロン、ビスコースレーヨン、サーモプラスチック、PVC、ポリプロピレン等です。お洋服やプラスチック容器に使われる化学繊維です。

「ナイロン樹脂の融点は176〜275度なので溶けることは無いので大丈夫です」と言われる方もいますが、実際に私たちが心配しなくてはいけないのは物質が実際に溶ける融点の問題ではなく、プラスチックが熱せられると成分がドロドロと溶ける前に、見えない形で成分の分子が壊れてしまう融点のことなのです。

ちょっと難しいのですが、この融点のことを専門用語ではガラス転移点(glass transition temperature=TG)と言います。
簡単に言えば実際にドロドロ溶ける状態になるよりも先に、成分の分子の構造が破壊されてしまう現象が先に起きるということなので、溶けないから安心というわけでなく、溶ける前にも目に見えない状態で危ないものがジワジワと飲み物に溶け出しているということになります。

お水の沸騰温度が100度ですよね。では気になるのでピラミッド型のティーバッグに使われているナイロンやポリエステルなどの化学繊維の分子が変化する温度がいったい何度なのか調べてみました。


ポリエステル(PET=ポリエチレンテレフタート)--75℃
ナイロン---------47℃
PVC-------------83℃
ポリプロピレン----10℃


だそうです。なんと100度よりも低い温度で分子が壊れてしまうんです!!

実際のこれらの繊維がドロドロと目に見えて溶ける温度は170度〜220度と高温なのですが、成分が壊れる温度イコール、有害物質が溶け出す温度なので、これを知っているとティーバッグに熱湯などもう怖くてそそげません。
そもそも、プラスチックを熱湯に入れた後で何が溶け出し、それが人体に良からぬ事をしでかすと解っている以上、あまり気持ちよくティーバッグは使えないかな、と私は感じてしまうのです。


プラスチックの害については少し前の記事
「私がプラスチックを避ける理由

で詳しく説明してありますので、今回初めてこの記事を読まれる方は前回の記事をお読みになってみてくださいね。プラスチックについて色々と詳しく触れています。


前回の記事と重なってしまうのですが、例えばこれらのプラスチック由来のものにはビスフェノールA(BPA)とかビスフェノールS(BPS)、フタル酸エステル類といった人体にとても有害な成分が含まれていることがあり、これらはホルモンと似たような作用をもつ内分泌撹乱物質で人体に入ると様々な疾患の要因となるデータも報告されているのです。

メーカー側、製造側は『食品レベルで作られているので大丈夫ですよ。』と言われるに決まっているし、今のところ(ここにきてまだ?と思うのですが)ティーバッグの安全性の有無については議論されきれていない状態なのですって。現状でデータもあまりなく、一応大丈夫だということになってはいるそうなのですが、こうゆう問題は何十年後とかになって指摘されたりしてその時に「あぁ、気になっていたのに」とならないように今から一応気をつけておいた方が安全だと思うのです。


ティーバッグのお茶に使われるお茶の品質:

本来ティーバッグの中に入っているお茶というのはお茶の入れ物の底に溜まっている形が崩れて粉々になっている部分の粉茶であって、レベル的にいうと一番レベルの低いお茶なのです。ティーバッグは無駄なく、低コストで販売出来る為、製造業者や販売社にとっても都合良く、また手軽に楽しめルースティーよりも低価格なため消費者にも人気という訳で、両者のニーズが合致した結果として世に多く出回っているわけですが、毎回ティーバッグの毒性の部分が頭をよぎるのならば、いっそのことルースティーの状態で飲むほうがよっぽど安全で心配なく、そして茶葉本来のアロマとお味がそのまま楽しめるので、こちらの方が納得出来ますよね。
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あまり、日々の生活で真剣に考えることではないけれど、食の安全性を気になさる方なら多分一度は頭をよぎったトピックではないかと思いあえて取り上げてみました。

ちなみにですが、ティーポットでも中にプラスチック製の茶こしがついているものだと同じようにプラスチックから環境ホルモンが溶け出すのでNGなのです。できれば陶器またはガラス製のポットの中にステンレスなどのメタル素材の茶こしがついているタイプのものや、全部ガラスのものなどをお勧めします。ガラスのものは中が透けて見えるので本来の茶葉や花の色が透けて目にも優しく映り視覚的にもリラックス効果が期待できます。


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最近では茶葉を一杯分だけステンレス製のインフューザーにいれてお湯にいれて抽出できる手軽なタイプもでています。これならばティーバッグの手軽さに変わらずルースティーの美味しさを簡単に楽しめるますよね。

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ガラスのポットと器が一緒になった便利な物もでているので、こちらもシンプルで可愛くオフィスにおすすめです。
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すでにティーバッグを買ってしまって持っている場合は、ティーバッグを切って中の葉だけ取り出してお茶をいれてみましょう。ティーバックの中には漂白されていないコットンを使ったものなど拘りのある物もあるようですが、なんせティーバッグの素材や原産国まではお茶の箱に明記されていないので、消費者として安全性もなかなか瞬時に見極められませんし、製造元に問い合わせるのも一苦労ですものね。

ティーバッグも日本製のものから、中国製、アジア諸国で製造された安価なものも多く、特に輸入物のハーブティーや紅茶などに使われているティーバッグはアジア諸国や中国で安価に作られたものが使われている場合が多いと言われています。これらの安価な合成樹脂には鉛やカドミウム、クロムなどを含む有害なものもあるかもしれないので要注意なのです。


時間は何をしていても同じように経過していきます。忙しい時間の中でも5分〜10分の休憩を大切にするゆとりがあると大分心のゆとりというものが違ってきますよね。
ティーバッグに使われる茶葉は等級の低いものなので、よけいなタンニンがですぎて渋みがあったり、茶葉本来の美味しさや香りがあまり出ていないもの。忙しい時間の中にいるからこそ、忙しい自分へのご褒美として自然の大地で育まれた質のよいルースティーでお茶をいれる時間を大切にしたいもの。茶葉や花本来の自然の香りに癒され、自然の美しい色を目で楽しむ一時を大切にしたいものですね。
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ティーバッグの記事パート2は私の知っている補足知識として違った種類のティーバックのお話をもう少しだけしたいと思います。大きな健康被害というわけではないけれど、毎日の小さなシーンで度々登場するティーバッグ。チリも積もれば小さなことだとも言い切れないと思うので、ぜひ脳裏のメモ用紙に控えていただければと思っています。


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コメント

ティーバッグの素材について

こんばんは、はじめてメールいたします。無農薬でお茶を作っています。ティーバッグの素材で悩んでいます。
(ティーバッグの記事パート2は私の知っている補足知識として違った種類のティーバックのお話をもう少しだけしたいと思います。)の記事を拝見したいのですが、まだ書かれていないのでしょうか。

プラスチック(PEなど)のテトラ型を、2年くらい前は使っていましたが、今は、ソイロン(生分解性)を使用しています。ですが、ソイロンはアメリカ産トウモロコシ(遺伝子組み換え)のでんぷんだと知って、悩んでいます。

ティーバッグは作らないようにすれば、一番良いのですが、商品にして10年以上経ちますので、それも出来ません。

よろしくお願いいたします。

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プロフィール

Appolonia

Author:Appolonia
自らのアトピー体質がきっかけで化学物質と無縁の生活と自然治癒の生き方を志す。
アメリカに17年滞在後2011年、日本へ帰国。
オーガニックの先駆者が集まるサンフランシスコで暮らし、
そして、よりロハス的な生き方を求め、オレゴン州ポートランドに移住。
アメリカの真のロハス文化を日本に伝え、日本の伝統的な文化をアメリカに紹介するプロジェクトを計画し日々奮闘中。
2児の母親。最近のマイブームは休日のオーガニック&ベジタリアンレストラン巡り。

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